最近ヤフオクみてたら、 1250万円という高額落札がありました。
オークションID :d486394632
多数の題記つき拓本とはいえ、2枚で1250万円という落札価格は、ヤフオクでは、耳をそばたてるのに充分だと感じました。
そうはいっても、これがその後、ちゃんとした取引になったのかはわかりません。妙に高価な落札がその後、取り消しになってしまったらしいようなこともありましたからね。
ただ、多数の題記は清朝末期の大官で収集家であった端方とその周辺の人々のものであったし、拓本の対象自体も端方収集の秦の始皇帝が配布した青銅の標準器(分銅)の銘文でした。 この銘文の拓本だけなら、30分の1にもいかない価格でしょうが、まわりの肉筆題記に対して値段をつけたということでしょう。
同じ銘文拓本をイメージにあげておきます。