2021年02月25日

顔氏家廟碑  重刻説


顔氏家廟.JPG


2021年02月13日  顔眞卿碑の真贋問題
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188398409.html
で紹介した、

故宮學術季刊第三十八巻第一期
https://www.npm.gov.tw/Article.aspx?sNo=05011604
方令光     〈顏勤禮碑〉、〈顏家廟碑〉真偽考

を読んでみたら、顔氏家廟碑が北宋時代〜晩唐9世紀中葉の重刻じゃないかという説は、意外に一般的なのに少々驚きました。なにしろ清時代の金石学の大家、金石萃編の王昶(おう ちょう、1725年 - 1807年)もそう言っているという話なんですからね。そして、なぜか近年の日本人学者も結構言っております。
伏見 冲敬氏、飯島太千雄氏、など、
書道本の校勘な紹介ブログをされている方も同意見のようです。
https://syodou.exblog.jp/6329171/


posted by 山科玲児 at 09:43| Comment(0) | 日記

臨書



2015年02月16日  書の歴史 中国篇の新版がでた
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/113792787.html
で紹介した
書の歴史 中国篇: 伏見 冲敬, 筒井 茂徳: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4544010039

を実に簡潔的確に増補された筒井 茂徳氏は、長年若い人々の書道教育に携わった人のようですが、最近、天来書院のサイトで  臨書について、教育的なお話を掲載されています。
第一回上「三つの基本」その1 | 古碑帖の正確な見方
http://www.shodo.co.jp/blog/kohijou/31/

けっこう面白いかも、、まあ異論もあるかもしれませんけどね。
posted by 山科玲児 at 09:03| Comment(0) | 日記