2021年03月05日

曹望ニ造像の模刻は東京にもあった

pensilvania (2).JPG



  早く海外流出したことと書法・画像とも良質のほうなので、拓本が高価稀覯であり、巧妙な翻刻偽物も数多いものに、曹望ニ造像があります。市場にでるものはほとんどダメとさえいわれてますね。イメージは、ペンシルヴァニア大学に所蔵されている原物ref1にある著作権消滅済み写真です。

Images - C145 - Statue Base | Collections - Penn Museum
https://www.penn.museum/collections/object/105770
https://www.penn.museum/collections/object_images.php?irn=105770

崇善楼筆記の海外流出石刻 正誤表
https://reijibook.exblog.jp/28470619/
で指摘したように、王壮弘氏も間違えていたんですね。

50年以上前ですが、  松井如流氏がこう書いています ref2。
>「戦前にこの模刻本2種を買い求めている」
>  昭和33年に中国旅行したときに、原拓本を入手した。
>  「前田剛二氏が大理石板四枚に模刻したものが東京国立博物館に蔵されている」

なんと東京国立博物館にもあったとは、、、
なお、松井氏旧蔵拓本は、今は成田山書道博物館に入っています。、、
https://www.naritashodo.jp/?attachment_id=8036

ref1.  Horace H.F. Jayne,   Chinese Collections of University Museum, a Handbook of principal objects,
  1941, Philadelphia

ref2. 書品、第137号、昭和38年2月
posted by 山科玲児 at 08:05| Comment(0) | 日記