2021年03月23日

敏求精舎 関係 続1



 敏求精舎重要メンバーでもあり、さきにあげた ティーポッドの旧蔵者 寄贈者でもあった故 羅桂祥氏は°サ茶壺の収集で特に有名で九龍の 茶具文物館も立派な図録を出している。
香港雑誌オリエンテーションズ
   Orientations  Volume 52 – Number 1 January/February 2021
https://www.orientations.com.hk/backissue/volume-52-number-1/

には、いかにも香港人らしい風貌の1985年撮影の写真が載っていた。

羅桂祥の旧蔵書画51点が香港クリティーズで二〇一三年にオークションされていたようだ。

香港クリスティーズ
HK  christie's
5月27日 2013
https://www.christies.com/zh/auction/fine-chinese-classical-paintings-and-calligraphy-24301/
羅桂祥博士舊藏中國書畫
No.747-No.797

  まあ、ネット画像でみるだけだが、大きく拡大もできるので、多少なりともみることはできる。

 香港らしい好みのものがかなり混じっているが、これはというものは、そうないようだ。肌合いがよければ王素の絵や銭杜の絵は、ちょっと手を出してみたくなるかも、ただ、実際に高額でおちたのが呉大徴の手巻や、どうも感心しない八大山人だったりするので、実物を観ればがっかりするものばかりかもしれない。やはり陶磁器に一番力を入れた人であって、古書画はついでだったのではないかとも思う。
ただ、近現代絵画については、ずいぶん高価に評価されているものを収集していたようだ。例として、
現場拍賣 3211中國近現代畫
posted by 山科玲児 at 11:13| Comment(0) | 日記

聖徳太子 唐本御影

聖徳太子 唐本御影.JPG歴代帝王図.JPG


 聖徳太子がいなかったという論陣はっている人の中には、法隆寺に伝わっていた「唐本御影」(御物)(上左イメージは木版複製から)で聖徳太子とされる中央の人物だけが大きい  のはおかしい、という議論があるらしい。

 あまりに幼稚な話なので無視していたんだが、これをみて聖徳太子が無闇に大男だったとか、外国人との混血だったので背が高かったのだろうとか、いう人までホントにいるらしい。あまりに酷すぎるので、一応コメントする。
 これは南北朝後期〜隋〜初唐の王者を描く定番である。王者を現実の身長がどうであれ大きく描き、従者を小さく描くというものだ。上右は、歴代帝王図巻の一部。そういうお約束ごとなのである。
 敦煌壁画 220窟の 初唐の維摩経変の一部にも似たような描写があるので、下にあげて置いた。

2019年01月26日 「厩戸王」は存在しなかった・騙された私 【訂正あり】
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/185441421.html

でも書いたように、騙されている話は多いんだな。

維摩経変相 敦煌 220  初唐 (1).JPG

posted by 山科玲児 at 07:32| Comment(0) | 日記