2021年03月25日

厩戸王

大山誠一氏は、長屋王邸出土木簡の研究で業績のある人だそうだが、近年、聖徳太子虚構論で、マスコミに歓迎され、前川喜平 もと文部次官の仲間のようなちょっとおかしい文部官僚やその仲間の学者にうけて、挙げ句の果てに学習指導要領・教科書にまで影響を与えた、トンデモ学者である。

学習指導要領に入りそうになった「厩戸王」という言葉の初出は江戸時代の地誌。文化11年(1814年)成立の甲斐国志(かいこくし)だそうだから、話にもなにもならない。第二次世界大戦後の学者が、この「厩戸王」という名詞を使って、伝説中の聖徳太子と実在の聖徳太子を別けて論じようとして使った極めて人工的な歴史用語であり、古代どころか中世にも存在しなかった言葉である。

 金印偽造事件−「漢委奴國王」のまぼろし、という言いがかりトンデモ本を書いた 三浦 佑之氏もまた、この説の賛同者だそうだが、類は友を呼ぶということだろうか。
posted by 山科玲児 at 07:54| Comment(0) | 日記