2021年04月21日

ラファエロ本

ラファエロについてのハンディな本が出版されてます。
カラー版
ラファエロ―ルネサンスの天才芸術家
https://www.chuko.co.jp/ebook/2021/03/517408.html
 新書ですが、よくまとまっているなあ、と思いました。
  ただ、カラー版といっても、画集みたいなものではなく、文章中心ですから、そういうとこ間違えないように。

 ささいな欠点をあげつらうと、ラファエロの作品でないものに言及するときに、アラがめだつようです。

1.  レオナルドのモナリザには、最初から右端と左端に円柱があったということを知らないのかな?と思わせる記述がありました。
  プラドのモナリザとの比較の高精細画像
をみると、両方とも円柱があるのがわかります。ルーブルのほうは少し小さく切られたためにこうなっているのかもしれません。

2.ミケランジェロの彫刻  ブリュージュの聖母子が、最初から 「ブリュージュの商人の注文であった」という記述になっているが、それは間違い。
 どうも 注文主がひきとれなくなったので、アトリエで宙に浮いてしまったこの彫刻を、ブリュージュの商人二人が共同で買って寄進したということだそうです。最初の注文主は、シエナのピッコロミニ家じゃないかと推定されているようです。
posted by 山科玲児 at 07:17| Comment(0) | 日記