2021年04月24日

ブリュージュの聖母子とピオ三世

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2021年04月21日 ラファエロ本
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188599079.html
でも触れた、ブリュージュのミケランジェロ 聖母子(イメージ写真は当方撮影)
は見事な完成作品であるが、なんで急に注文主がキャンセルするはめになったんだろう? まあ。いろいろな事情はあっただろうけど、古くから、シエナのピッコロミニ家の注文だったのではないか?と噂されているのは、なぜなのだろう?

 これはピッコロミニ家出身のローマ教皇 ピオ三世(1439年5月29日 - 1503年10月18日)が、在位たった26日で急逝したためではないか?と当方は推定している。このピオ三世自身が注文者であった可能性もある。枢機卿時代に注文したのかもしれないが。フランスとロベーレ枢機卿の後押しがあったとはいえ、教皇選挙に多額の金が動くのは、周知のことだ。いかにシエナの銀行家富豪の貴族ピッコロミニとしても、やっと当選させたばかりの教皇に急逝されたら、大打撃だろう。実際、その後シエナ市政でピッコロミニ家の力が後退している。そのために、ミケランジェロへの注文をキャンセルせざるをえなかったのだろう。

  実は、ピオ三世は、前任の悪名高いアレクサンドル6世(ロドリーゴ・ボルジア)が乱脈を極めた教皇庁を粛正しようとして、暗殺されたという噂まである。それは、20世紀のヨハネ・パウロ1世が就任わずか1カ月後に急死し、バチカン銀行の関係者が暗殺されたりした事件と似たようなものであったのかもしれない。今回の米大統領選挙でもヴァチカンの不穏な動きが伝えられていた。

posted by 山科玲児 at 12:13| Comment(0) | 日記

ランプトンは語る

ランプトンは語る ss.jpg

  ファンシー・ピクチャーズがらみで、画家  トマス・ローレンスSir Thomas Lawrence (1769-1830)の日本語版ウィキペディアをみていたとき、マンガ家:萩尾望都の「ランプトンは語る」のランプトン肖像がこのローレンス画伯の有名作であったことに気がついた。
トマス・ローレンスのランプトン少年像
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Master_Lambton_-_Sir_Thomas_Lawrence.png
  
  イメージは、オリジナル掲載誌のカラー頁第1頁である。なんか偶然切り抜きが本の堆積の奥の奥に保存されていたので、紹介する。もっとも著作権にクレームがつけば、削除する予定である。
  萩尾望都  作品、さらにマンガ家とこのランプトン像との関わりについては、日本語版ウィキペディアに解説がある。   
  ランプトンは語る
posted by 山科玲児 at 09:22| 日記