2021年05月02日

イタリアとゲルマニア  続

italia germania.jpgPforr Hoff ss.jpg



佐藤 直樹, 東京藝大で教わる西洋美術の見かた (基礎から身につく「大人の教養」)  2021/1/27
https://honto.jp/netstore/pd-book_30701946.html

で知った ナザレ派のオーヴァーベックことヨーハン・フリードリヒ・オーファーベック (Johann Friedrich Overbeck 1789年7月3日 - 1869年11月12日)

の代表作は、
 イタリアとゲルマニア (1828) です。
  https://www.pinakothek.de/kunst/friedrich-overbeck/italia-und-germania
   キャンバスに油彩: 94,5 x 104,7 cm

実は、この絵のもとは、24歳でローマで夭折した親友のプフォルFranz Pforrの素描(インク・鉛筆・紙)のようです。
フランクフルト  ステーテル美術館
https://sammlung.staedelmuseum.de/de/werk/allegorie-der-freundschaft

この作品をふくらませたものですね。

背景にイタリアとドイツの風景をおくところも、やはり背景にニュールンベルクとローマのサンピエトロを置く、プフォルの素描からきています。ただこれは版画にしたもの(イメージ)だけが残っているようですね。
Dürer and Raphael before the Throne of Art.. Franz Pforr. 1808. Etching by Karl Hoff for Compositionen und Handzeichnungen aus dem Nachlass von Franz Pforr (Frankfurt a.M.: Kunstverein zu Frankfurt am Main, 1832). 15.7 x 23.2 cm. Städelsches Kunstinstitut, Frankfurt am Main.

ほんとに、二人の合作であり、プフォルの逝去によってオーファーベックが制作を中断したり、オーファーベックがずっとプフォルを精神的指導者と仰いだのは無理もない。

なお、プフォルに倣ったオーファーベックの素描:芸術の女神に跪くデューラーとラファエロ
は、佐藤氏がいうような構想素描じゃないんじゃないかと、おもったんですが、背景のアイデアという意味ではそういえなくもない。ただ、プフォルの素描とオーファーベックの素描の背景は近いんですが、最終的な油絵「イタリアとゲルマニア」の背景は、アイディアの継承はともかくプフォルの素描とは大部 違っているようです。


posted by 山科玲児 at 07:17| Comment(0) | 日記

スペイン,サラマンカの塩釜焼き



スペインの扉
https://twitter.com/Spainnotobira/status/1387293945084977154
さんの紹介で知った動画ですが、、

ソレと一緒にスペイン料理!イベリコ豚肩ロースの塩釜焼き
https://youtu.be/H534-idaIus?t=5

塩に肉を埋めてローストする料理が、長崎や、たぶん他県でもある、「鯛の塩釜焼き」にそっくりなのに驚きました。
「鯛の塩釜焼き」、豊臣秀吉がはじめたという話もあるようですが、こういう竈・オーブンで長時間焼くという料理は、日本料理としては、異風なので、天麩羅と同じく、当時の南蛮料理ではなかったか??  とも思います。

posted by 山科玲児 at 05:06| Comment(0) | 日記