2021年10月12日

矢野康治 財務次官の嘘



矢野康治 財務次官の文春寄稿が物議をかもしているが、全文読まないで云々するのは不公正である。 文春を買うのも援助するようで、嫌だと思っていたら、ネットで公開されていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1736994977179b941f522435cf7368969eed185

日本の政府と国家を混同する大馬鹿であるが、それはともかく、明白な歴史的
誤りがあるので、一言::

>これでは古代ローマ時代のパンとサーカスです。誰がいちばん景気のいいことを言えるか、他の人が思いつかない大盤振る舞いができるかを競っているかのようでもあり、かの強大な帝国もバラマキで滅亡(自滅)したのです

はあ??。。。

古代ローマ帝国の崩壊はデフレにともなうブロック化が原因なんですけどね。むしろそういうバラマキがあったのはカエサル以降五賢帝時代の最盛期です。 バラマキならインフレになるはずですよね。 また移民同化政策の失敗(カラカラ勅令)が大きかったんですが。。無知な人間を財務次官という高官におしあげるシステムはどうかしてるな。。。
posted by 山科玲児 at 20:34| Comment(0) | 日記

廃墟のようだったピエロ  デッラ フランチェスカ

francesca ng  london.jpg

ハーバート  P. ホーンの19世紀末ブルームズベリー風の手紙(REF1)の文体に難渋してしまった。それで、1985年ごろの同じ雑誌にのってる新作論文:デニス・サットンのナショナルギャラリーの歴代収集についての歴史解説をチラ読みした。やはりサットンの文章のほうがずっと読みやすい。

ロンドンナショナルギャラリーの
ピエロ  デッラ フランチェスカ「キリストの洗礼」

が、1861年にナショナル・ギャラリーが購入検討したとき、すざましく状態が悪く、廃墟のようだったので、NGが購入を躊躇した。Davies(Ref2)によると修理なしのウブな状態ではあったらしい。そういう意味ではいじられていなくて良いといえば良かったのだろうが。。ロビンソンは押したが、多くは反対だった。という話がでている。実はロビンソンは絵も半分の持主であり利益受験者でもあった。これ、汚職じゃね。

 現在みると淡彩風の作品のわりには保存がよいようにみえるのは、どうも巧妙な修理によるものらしい。そうすると、どこまでが原作なのかということを慎重に考えて作品を鑑賞する必要があるだろう。。

REf1. APOLLO誌 1985年8月号
Ref2. Martin Davies, The Earlier Italian schools.
National Gallery (Great Britain) Publications Dept. National Gallery, London,  1961
posted by 山科玲児 at 10:07| Comment(0) | 日記

東美特別展併載の国宝展示

今年の東美特別展

では、併載の
「美のまなざし」展
東京美術倶楽部で取引され、経緯を経て東京国立博物館に所蔵されている国宝・重文を展示するという豪華な催しがあります。「虚空蔵菩薩像」は、東京国立博物館でも観る機会が少ない平安仏画の傑作ですから、良い催しだと思います。

2021年10月15日(金)-17日(日)
開場時間     11:00〜19:00 最終日は17:00で閉館
東京国立博物館所蔵 Image:TNM Image Archives
Artwork 1
「虚空蔵菩薩像」(国宝)
Artwork 2
梁楷「雪景山水図」(国宝)
Artwork 3
銘 有楽「大名物大井戸茶碗」(重美)
Artwork 4
南宋官窯青磁j形瓶(重文)
Artwork 5
伝馬遠「寒江独釣図」(重文)
Artwork 6
光悦書 宗達筆「蓮下絵和歌巻断簡」
Artwork 7
「群鶴蒔絵硯箱」
Artwork 8
銘 柴庵「一重口水指」(重文)
Artwork 9
汝窯青磁盤
Artwork 10
伝夏珪「山水図」
posted by 山科玲児 at 07:00| Comment(0) | 日記