2021年10月14日

量子水素エネルギー


  どうも、長らく常温核融合実験やってた 三菱重工の研究者の方が参加して、独自のボイラーを実用化しようとしているらしいです。


量子水素エネルギー
https://www.cleanplanet.co.jp/science/


ただね、別に核融合でなくてもいいでしょ。水素から効率的に熱発生できボイラーになるんなら、原理はなんでもいい。ほんとのメカニズムはわからないが、結果的にできればそれでいい。理屈はゆっくり考えればいい。というのが実学である。

実は、本当の細部メカニズムはよくわからないが、こうやれば上手くいくというような手法というのは、結構世の中には多いものである。

例えば、ハンガリーの産科医師イグナッツ・ゼンメルワイス (1818〜1865)は、病棟に出入りする医者医学生看護師に、手洗いを強引に強制することによって産褥熱を激減させ、多くの妊婦の命を救った。ゼンメルワイスは、大先生たちから、さんざん批判され、失意の中で逝去した。しかし、結果としては正しかった。ルイ・パスツールが病気の原因となる細菌の存在を特定したのはそのずっとあとのことである。
posted by 山科玲児 at 10:53| Comment(0) | 日記

國立故宮博物院 三大山水画

NPM20110701.JPG



台北 國立故宮博物院 三大山水画のより良い動画があがっていた。

「鎮院國寶−范ェ.郭熙.李唐」 特展8K影片
https://youtu.be/MbtHQf5JZ7A

台湾語または標準中国語のナレーションであるが、音声を消して鑑賞しても充分楽しめる。

 この3点は何回となく実物を台北で繰り返し鑑賞したことがある。これは、とてもよくできた動画だと思う。
特に李唐の萬壑松風図は、照明によっては、真っ黒な塊があるだけの絵にしかみえないこともあるので、こういう風に画像編集によってわかりやすく見せていただいたほうが良い、というのが現実である。

  范寛の傑作の中で、岩の上に座っている僧形の旅人を挙げているが、ひょっとしたらよそ/または同じ絵の他所から移してきたものかもしれない。絹がきれいに切れているからだ。
posted by 山科玲児 at 09:12| Comment(0) | 日記

矢野財務次官は格付を信じてる!?


矢野康治 財務次官の文春寄稿ネットで無料公開は1/3ぐらいだったので、図書館で全文を読んだ。

まあ、嘘だらけなのだが、なかでも呆れたのは

「日本国債の格付けが下がる危険がある」という一節である。

  サブプライムローン+リーマンショック事件(2008)以降、格付け会社の「格付け」をまともに信用するバカがいて、それも財務次官までやってるとは驚いた。格付け会社の「格付け」は、よく知らない新興国や会社の債券に対する一応の参考程度にみておくべきもので、裏に何があるかわからず一応疑ってみるべきものである。最高ランクAAAの格付けを、後に紙屑になったサブプライムローン債券に乱発したという素晴らしい実績がある会社たちなのだから。
 まあ、これも嘘なんだから、矢野財務次官は、まともに信じて読むヤツは騙されやすいバカだと思っているのだろう。ただ、文芸春秋編集者は「ヤリスギですよ」と忠告しなかったのだろうか? それとも同類共犯なのだろうか?

 なお、2002年に、日本国債の格付けが格付け会社ムーディーズによって二段階格下げされボツワナ以下になったというニュースがあったこともある。
安易だが、しんぶん赤旗の記事をあげてみる
日本国債の金利・売却にはこの格付け変更はなんの影響もなかった。「格付け」が恣意的かつ信用ならないものであることがわかる。

矢野財務次官がトップのはずの財務省が、たぶんこのときだと思うが、珍しく正論で抗議している。矢野財務次官は日本語が読めるのだろうから、この財務省の文書と寄稿した文章との矛盾を説明してほしいものである。

外国格付け会社宛意見書要旨
  https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm

posted by 山科玲児 at 07:20| Comment(0) | 日記