2021年10月16日

量子水素エネルギー  続2



  昔、プラズマ制御による核融合などを学んだことがある身にしたら、このような低温で 核融合が希にでも起こるとはとても信じられない。ただ、量子力学によるトンネル効果によって、極極小さな確率で起こるという可能性は ないことはない。

「量子」と銘うったのは、この「量子力学」のトンネル効果を前提にして考えているせいでしょう。

 この極極小さい反応率というイメージは、こういう例を考えればいい。陽子崩壊の確率を調べるために何十トンの水を地下に貯めて何年も観測し、何年間で一回たった一個の陽子が壊れる反応を観測する、そのような希な現象をイメージするといい。そういう希な現象では到底エネルギー源にはならないので、もう少し反応率を高くする工夫が必要である。そういう触媒的な工夫が発明されたのかもしれない。

 こういう工夫は、少なくともエネルギー保存法則を破る永久機関などではない。

  極極小さな反応率でも、一個あたりの発生エネルギーが大きく、炉を維持するエネルギーをいくらかでも超えていれば、その差でエネルギーを取り出すことはできる。
 100Wの実験機器をつくり、1KWにあげていくというのは、そのスレスレのところで電力を取り出しているからではなかろうか?  実は大型のプラズマ閉じこめトカマク型やレーザー核融合実験炉でも実は,
[出力]-[投入エネルギー]
 が大きなプラスになることを目指して実験を続けているのだが、なかなか良い成果がだせないでいるのだ。
  いうまでもなく、普通の気体水素や液体水素を放置しているだけでは、当然ながら何万年経ってもなにもおこらない。

posted by 山科玲児 at 19:01| Comment(0) | 日記