上イメージは、米軍が岩塩坑で、ゲントの祭壇画を検収してるときの写真
【ヤンファンエイク】謎修正!?羊の顔が人っぽくなった理由【ヘントの祭壇画】
なかなか良い解説動画ですが、3箇所ほど誤りがありました。
ゲントの祭壇画の盗難とその模写 、及び2、3の問題http://reijiyamashina.sakura.ne.jp/gentalte.htm
2017年08月01日 トリノ=ミラノ時祷書
をご参照のこと
ちなみに、この「子羊」の描き直しは、1822年のヴェイト礼拝堂の火災のときの損傷と補修でしょうね。19世紀前半だからなあ、、よかれと思って修正してしまったんでしょうね。。でもひょっとしたら、1550年に, ブリュージュの画家、Lansloot Brondeelと 画家でユトレヒトの聖堂賛事会員Jan van Scorel(1495-1562)が修復したときに、いらんことやったのかもしれないなあ。
また、現在の修復前の「子羊」の耳が4つあるのは、神秘というか普通の羊ではないことを強調した描写だとばかり当方は思っておりました。
なお、モニュメント・メンのメンバーには、その後の米国美術界の大物がたくさんいました。ロリマーもその一員でしたね。