2022年04月19日

ファミエット

ファミエット.JPG



 うっかり1枚割ったので、通販でファミエット・ブランドの硬質ガラス深皿を少し買った。
 割ってわかったのだが、このファミエットは磁器のような割れ方をする。破片や砕片が飛び散らない。そういう意味でも、なかなか良い器物だと思う。フランス製という俗物根性をくすぐるところもある。
今は模様入りのほうがよく売られているようだが、模様なしのほうが合わせやすくストイックな感じでいい。
posted by 山科玲児 at 06:06| Comment(0) | 日記

フェルメールの「絵画芸術」の伝世




山田五郎氏のメーヘレン事件の動画に触発されてナチスとフェルメールの関係を連想しました。
それにともない、2003年に書いた、ヤン=フェルメールの「絵画芸術」の伝世について。
http://reijiyamashina.sakura.ne.jp/vermeer.htm

のなかの スウィーテン男爵の記述を訂正しました。
父親の
ゲラルド・ファン・スウィーテン

と息子でモーツアルト等のパトロンだった
ゴットフリート・ファン・スヴィーテン

を混同していました。父親が所有し、息子に伝わっただろうとは思います。その後チェルニン家に移ったのは大部あとの1813年ですね。
posted by 山科玲児 at 05:49| Comment(0) | 日記

2022年04月18日

SPY X FAMILY アニメ 第2話

SPY X FAMILY アニメ 第2話も好評なようでなによりです。
原作のなかで一番アニメ向きだと思ったエピソードは手榴弾のリングを結婚指輪代わりにするところでしたが、
かなり良いアニメーションになっていたようですね。。
           
posted by 山科玲児 at 18:25| Comment(0) | 日記

メーヘレン事件の動画



メーヘレン事件を動画解説した山田五郎氏の動画

【メーヘレン事件】英雄か詐欺師か?ナチスを騙した天才贋作者!人は希望に騙される…【フェルメールの贋作】


https://www.youtube.com/watch?v=eb9hVBYFGSc

が面白かったので、関連動画をみていたら2017年という5年も前の動画もみてしまった。

【武田鉄矢】20世紀最大の贋作事件の謎!「私はフェルメール」
2017/11/22
https://www.youtube.com/watch?v=lQYzTIq4Xy8&t=1038s
おおげさなのに辟易したのもあるが、17:23 で止めてしまった。

>>17:18 「3点ともフェルメールというサインは入って無い」

  この小説でどう書いてあるのかは知りませんが、少なくとも2つの専門書には「偽のフェルメール  サイン」が入っていたことになっているのですが、、

別に武田鉄矢氏に悪感情はもってないし,2017のあまり再生されてない動画だし、いまさら言挙げする気はないけど、軽信は止めてほしいなあ。ま、TVの美術解説も、この程度だろうから、いまさらか。。

posted by 山科玲児 at 16:02| Comment(0) | 日記

京都国立博物館に入った

法華経冊子2_ja.jpg



平安時代の大和絵を描いた冊子の上に、供養のために法華経を写経した冊子としては、
扇面法華経冊子が有名ですが、それ以外にもある。

有名なのは、五島美術館の観普賢経冊子
https://www.gotoh-museum.or.jp/2020/10/01/01-004/
ですが、もう1冊あって、

2004年京都国立博物館開催の「古写経」特別展で 展示されてました。図録にも大きくカラーででてました。法華経全部写したもののうち2冊現在まで残ったのかな。


今度の2022年新収品展でトップ イメージで出ていたようです。
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/new_2022.html

公開情報によると、丁度1億円で購入ということでした。

この冊子の他のページを観るためには、、
e国宝 - 法華経冊子
https://emuseum.nich.go.jp/detail?content_base_id=101380&content_part_id=001&content_pict_id=037&langId=ja&webView=


これみると、絵のあるページってあまりないんですね。6図ということです。ただ、料紙は宋からの輸入品だそうですし、11世紀でいいのかな。
posted by 山科玲児 at 06:47| Comment(0) | 日記

所在不明になっている国指定文化財

文化庁のサイトにこういうのがありました。

所在不明になっている国指定文化財

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/torimodosou/kunishitei/

海外の絵画で「盗難文化財」は話題になったりしますが、日本ではあまりないですね。なんでかなあ。
刀剣や文書が、わりと多いですね。佐竹本の「朝忠」も行方不明みたいです。

posted by 山科玲児 at 06:03| Comment(0) | 日記

2022年04月17日

メロードの祭壇画の成立過程


merode alterpiece met.jpg


Dirk De Vos,の美しい画集  The Flemish Primitives(REF)を読み返したら、比較的一般向けの本にも係わらず、メロードの祭壇画について貴重な話が入っていた。
ただし、解説の日本語はあまりよくない。


おおざっぱに言えば、この絵は15世紀前半の数十年間に二回改造されて現在の形になっているらしいということである。

1996年ごろに年輪年代法でメロード祭壇画の基底材を調べたら、中央画面と翼で年代が27年ほども違っていた。

中央画面の板の伐採年代: 1388 (ref2)
二枚の扉の板の伐採年代: 1415 (ref2)


ゲント祭壇画のような大きなものでは複数の材木を組み合わせるので、なかには50年も前の古材を利用したことも現実にあるようだが、メロード祭壇画のように小さなものではちょっと考えにくい。つまり現在の翼部・扉は同時に描かれたものではなさそうだ、ということである。
そうすると、本体が先にあって、それに翼・扉が付け加えられた/交換された、ということになる。

 また、左翼の女性と小さなヒゲの男については、昔から後で追加されたものだといわれてきた。実物で詳細にチェックすれば、明白な形跡が目視でもみえるからだろう。

 また、中央部分の窓やステンドグラスの外側はもともと金地だった(ブリュッセルのと同じ)それが書き換えられている。その書き換えられた後のステンドグラスの紋章が
ケルンのENGELBRECHTファミリー とブレダのBilleファミリーの紋章である。これは、パトロンと目されているPeter Engelbrechtの紋章と彼の二番目の妻Heylwish Billeのものらしい。そうなると、この祭壇画自体が現在の形になったのは、再婚後だということになる。そのときに、女性の変更などが行われたのかもしれない。
  そして、この女性の肖像は、小さな写真では全くわからないが、そうとう優れている。ロヒールの筆という説がでるのも無理はない。
1回目::翼・扉が付け加えられた/交換
2回目::女性と小さなヒゲの人物の追加・加筆・変更
というのが推定できるようだ。

こういう祭壇画の加筆や変更は結構あったようだ。
ボス  三賢王礼拝 の寄進者 続 (ボス展のカタログを読む 關連記事)
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/175652337.html

REf.  Dirk De Vos,  The Flemish Primitives: The Masterpieces, Mercatorfonds et Princeton University Press, 2003
Ref2.  Rogier Van Der Weyden: The Complete Works First Edition Edition  by Dirk De Vos 、Harry N Abrams; First Edition edition (April 2000)
posted by 山科玲児 at 12:22| Comment(0) | 日記

若冲の値段

伊藤若冲の百犬図は、コロナ以前の若冲展でも人気のあった絵ですが、
京都国立博物館に入ったようです。
新収品展2022

そのときの購入記録が公開されています。
9900万円とのこと。公共の博物館が買う場合は、コレクターが買う場合と違って、また買い取って商売にするということができないので、やや高くなりがちです。それを考慮して、この価格はみるべきでしょう。 

posted by 山科玲児 at 09:33| Comment(0) | 日記

2022年04月16日

メロード祭壇画の動画


を観賞するヴィデオ動画がありました。

部分拡大が多く、非常に美しい。英語字幕を使えば、理解もできやすいと思います。
ただ、最近の研究成果は、あまりトークには反映されていないようにみえます。例えば左翼の人物は後で描かれたとか、、、ですが、映像は素晴らしい。。

Workshop of Campin, Annunciation Triptych (Merode Altarpiece)

posted by 山科玲児 at 10:07| Comment(0) | 日記

巨匠とマルガリータ  関係

キエフ生まれの小説家劇作家ミハイル・ブルガーコフの傑作「巨匠とマルガリータ」は、なんども言及した。その登場人物 謎めいたレストラン支配人アルチバリド=アルチバドリッチ
のモデルとされる人の墓のことが書いてあったサイトがあった。

ロシアの観光サイトのようだ。
ロシア  ビヨンド:ヴヴェデンスコエ墓地:幽霊となった有名人たち
posted by 山科玲児 at 10:01| Comment(0) | 日記