2022年05月04日

マスターたちの表

davies  ng nederland.JPG
M. Davies, National Gallery Catalogue, The Early Nederlandish School、3rd ed。1968

には、XXXXXのマスター という画家のエントリーが結構あり、解説されています。「女性半身像の画家」とか「デルフトの画家」とか。。
本名や当時の渾名もわからない画家たちなのですが、どうも、同じ時代の作品をグループ分けしていったら、一人の作品といってもいいような作品集団ができるので、それに19世紀以降になってから、まあ仮に名前をつけたというものです。
したがって、20世紀〜21世紀の研究で、本名が確定された人、推定された人もでてきて、前使っていた渾名が廃れてしまったのもあります。
  例えば、聖母の死の画家ーー>ヨース・ファン・クレーヴ (確定)
      ムーランの画家ーー>ジャン・エイ (ほぼ、確定)
      フレマールの画家ーー>ロベール・カンパン (議論が多いが、多数意見)
というようなものです。
 でも、まだまだ未解決なものは多いわけで、ある意味面白い研究課題になるわけです。
 そのマスターの名前の一覧がウィキペヂア(英文)にありました。

List of anonymous masters


いやあ、こんなに多いとはおもはなかった。まあ、箸にも棒にもかからない愚作もあるんでしょうけど、すごい量ですね。装飾写本の細密画家(ベッドフォードの画家の画家とか)、版画家(E.S.のマイスター)も入っているんですが、それでも多いなあ。


posted by 山科玲児 at 17:12| Comment(0) | 日記

アニメーションの精華

SPY×FAMILYのアニメーション、本体もよくできていると思いますが、

オープニングとエンデングのアニメーションが1950年代後半からの、様々な実験的アニメーション技法を駆使した、もはやアートというべき作品になっております。 是非、そういう角度からの観賞をお薦めします。そのためには、一度、BGMを消して無音で観賞すると、このアニメーションがいかに意欲的なものかわかるでしょう。

なお。下記 動画は公式の動画配信なので、著作権問題はありません。
『SPY×FAMILY』オープニング主題歌アニメ映像/“SPY × FAMILY” Opening theme song animation
https://youtu.be/U_rWZK_8vUY

『SPY×FAMILY』エンディング主題歌アニメ映像(ノンクレジット)/“SPY × FAMILY” Ending theme song animation
https://youtu.be/nRKJBpFFsuI

エンデングの0:02〜0:35、特に0:24〜には、下記のカナダの実験アニメーション作家ノーマン・マクラーレンへのオマージュではないか、と思われるところがあります。またモンドリアンの絵も引用されてましたね。
 Norman McLaren - 1955 |  5 min
Blinkity Blank(1955)
https://youtu.be/q3YeWgUgPHM
posted by 山科玲児 at 06:21| Comment(0) | 日記