2022年06月04日

マグリット美術館の動画

実は、マグリット美術館の動画さがしてたんですが、
公式サイトは「潜在的危険がある」し、
ブリュッセル王立美術館のサイトでは「手話」動画ばかりがあるという、妙な状態になってます。まあ、著作権問題もあるのかなあ。。

昔、チラ見していた、フランダース観光局の動画が、どういうわけか一番面白いようです。

Magritte Museum

この動画は、作品をみsるものではないから、著作権問題ないのかな。。
ブリュッセルの雰囲気を良く捉えてます。

このマグリット美術館は、王立美術館とほぼ同じところにある、というか同じ建築群の一部なので、同じようなルートで入るのですが、ブリュッセルでも、とても人気があって、肝心の王立美術館より人出が多く、人の波が皆マグリット美術館のほうへ行ってしまうという感じがありました。
posted by 山科玲児 at 09:24| Comment(0) | 日記

「マラーの死」動画

marat  assasined.jpg
ブリュッセルの絵


ダヴィッドの「マラーの死」って5枚以上もあります。代表作 原作とされるのがブリュッセル王立美術館のものです。当方もこの絵を実見して感心しました。ダヴィッドの絵画芸術なんてほとんど関心なかったんですが、この絵だけは実物みて、そうとう良いと感じたんですね。

ブリュッセル王立美術館で作った動画
https://youtu.be/Ac8i72jZ4OI
も面白い。なんか冒頭でいきなり横長の「マラーの死」がでてきてびっくりしますが、これは、5枚以上のうちの1枚です。まあ、フラマン語やフランス語の解説がウザイという人のために、みどころだけをピックアップすると、、

5枚を次々に紹介するところ
https://youtu.be/Ac8i72jZ4OI?t=77
デスマスクを使ったことをしめすところ
https://youtu.be/Ac8i72jZ4OI?t=148
現代アーティストの関連作:特に自分で実演したヴィデオがあるようです
https://youtu.be/Ac8i72jZ4OI?t=442

posted by 山科玲児 at 09:06| Comment(0) | 日記

ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン本 その7

Hotel Dieu Beaune.JPG
ボーヌの祭壇画がある、ボーヌ:オテル・ディユの解説パンフ


ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン: 情動と優美のフランドル画家 単行本 – 2020/9/24
勁草書房
https://keisobiblio.com/2020/10/12/atogakitachiyomi_rogier/

この本で、ボーヌの最後の審判 祭壇画に関係する他の絵画が紹介してあるのですが、
あまり、有名ではないもののカラー図版については、ネットにありますので
紹介しておきます。

最後の審判  ブリュッセル王立美術館 15世紀中葉 inv.4658
231.5x186.5cm
オーク材  パネル
伝世: 1927年、ベルギーのDiest市から移管

https://www.fine-arts-museum.be/fr/la-collection/ecole-des-pays-bas-meridionaux-le-jugement-dernier-1?string=Jugement+dernier

これは、びっくりするぐらい大きいものです。高さ2.3mですからね。
でも、展示されていた記憶がないなあ。




Zierikzee Triptyque inv.  4168  1495-1507ごろ
ブリュッセル王立美術館 

最後の審判 central 126x105cm
左:フィリップ美公 125x47cm 
右:スペイン女王 ヨハンナ 125x48

伝世:ゼーランドの Zierikzee 市庁舎にあった作品  1872年1月26日、ロンドン  クリスティーズで購入
https://www.fine-arts-museum.be/fr/la-collection/ecole-des-pays-bas-meridionaux-bruxelles-triptyque-de-zierikzee
https://www.fine-arts-museum.be/fr/la-collection/maitre-de-la-vie-de-joseph-volet-gauche-du-triptyque-de-zierikzee-avers-philippe-le-beau-revers-saint-lievin?artist=ecole-des-pays-bas-meridionaux-bruxelles-55
これは、両翼がフィリップ美公と、王妃のカスティリア女王ファナの肖像で、むしろこの肖像のほうが有名みたいです。中央画面はみた憶えあるかなあ。。

ブリュッセル王立美術館 は所蔵品が多すぎるせいか、展示してないものが多い感じがします。
カルロ・クリヴェッリの傑作:モンテフィオーレ祭壇画の中央画面までお蔵入りにしてるぐらいだからねえ。

posted by 山科玲児 at 08:12| Comment(0) | 日記

2022年06月03日

これは騙される  続

fake BOTTICHELLI Courtauld Gallery.JPG
同じように、これは騙される、と実感したのが、
英国コートルード研究所 にあるこのボッテチェルリの贋作です。これは作者は不明なんですが19世紀末
88x46cm  テンペラ板絵

大英博物館のFAKE? 展のカタログ:
Fake?: The Art of Deception, British Museum,  Mark Jones, ?Paul T. Craddock, ?Nicolas Barker - 1990  のNo.7  29P

ナショナル・ギャラリーでの解説がありますが、どうも今では、Umberto Giunti (1886–1970)の作品だと推定されてるみたいですね。

Madonna of the Veil
Once considered a masterpiece by Botticelli, this painting has been unveiled as a highly skilful forgery


posted by 山科玲児 at 08:08| Comment(0) | 日記

これは騙される


Veken madonna Madrid.jpg
スペインのコレクションにおけるフランドル絵画贋作
Faux Primitifs flamands dans les collections espagnoles: œuvres publiées, œuvres inédites
https://www.researchgate.net/publication/347603267_Faux_Primitifs_flamands_dans_les_collections_espagnoles_oeuvres_publiees_oeuvres_inedites_Collections_d%27Espagne_III


という論文を読んでいたら、
Joseph Van der Veken (1872-1964)の作品という上の聖母 図版をみつけた。ちょっとこれは写真では完全に騙されるなあ、と感じいったものである。どうみてもロヒール晩年〜メムリンクの作品にみえる。
posted by 山科玲児 at 07:53| Comment(0) | 日記

2022年06月02日

山田章博画伯が芸術新潮

山田章博P100015.JPG

ときどき、マンガ家とりあげる芸術新潮ですが、2022年6月号は山田章博氏です。
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/
なんか制作動画もある。洛南の画室かな。
https://www.youtube.com/watch?v=j0FT1SkDtWM
交友のある人なんで嬉しいと思っております。イメージは1970年代のポスター
posted by 山科玲児 at 06:40| Comment(0) | 日記

2022年06月01日

ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン本 その6

Rogier van cer weyden attr.jpg

ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン: 情動と優美のフランドル画家 単行本 – 2020/9/24
勁草書房
https://keisobiblio.com/2020/10/12/atogakitachiyomi_rogier/

西洋美術館の「若い男の肖像」
https://collection.nmwa.go.jp/P.1978-0007.html
について、この本では修理前のモノクロイメージを採用している。7章、306P

しかし、修理後の現状は2005年ごろに当方が撮った写真のように、かなり疲れた感じになっている。
   西洋美術館の資料コーナーで紀要を呼んだら{ref}、「ある男の肖像」の修理について、1970年ごろにウィルデンシュタイン画廊の依頼で スイスの修理人によって、「キャンバスへの移し替え」「ひどい補筆」「偽の背面の設置」などのひどい作業がなされていたことがわかった。こういう無茶は「修理か贋作か」で紹介した1920年代のVenkenだけでなく現在でも行われていそうである。
  補筆、などを除いて残存しているオリジナルを取り出す修理は1996年ごろから行なわれ、現在の少し荒れた感じの肌合になったようだ(イメージは2005年ごろ  当方撮影)。

 後世の補筆上塗りが多すぎて、1970年ごろは、不思議な感じの絵になっていた。その不思議さにみせられて  辻邦生の「十二の肖像画による十二の物語」の一作品ができた。辻邦夫は、補筆だらけの作品をみて小説を書いているわけである。もとに戻した2000年以後の作品にもとずいて同じ小説ができるだろうか?と疑問にも思った。   現在の画面がよりオリジナルに近いのは確かなようではある。しかしながら、「不思議さ」はなくなってしまった。

  この絵の出所が、英国のマームズベリー伯爵(英語: Earl of Malmesbury)家であることから、どちらかというと19世紀末の英国のラファエル前派の顔に近いものが修復前の顔にあったのは、ラファエル前派的美意識のある修復家がよかれと思って補筆した結果かもしれない。

    河口公生. ウェイデン派作品修復処理・その理念と結果. 国立西洋美術館研究紀要. No. 10, 2006, pp. 79-90, repr.
posted by 山科玲児 at 05:24| Comment(0) | 日記