2022年06月11日

スコットランド国立美術館 展



ディエゴ・ベラスケス《卵を料理する老婆》1618年Diego Velázquez  An Old Woman Cooking Eggs これは文句のないマスターピースで、プラドにある傑作群の中に混じっても遜色ない。
18、9歳の初期の作品だそうだが、なんで英国に移ったのか?伝世経路を知りたく思った。
、ナポレオン軍との半島戦争(スペインが戦場)を英国が戦ったためであろうか?
スコットランド国立美術館のサイトでも、書いていない。
https://www.nationalgalleries.org/art-and-artists/artists/diego-vel%C3%A1zquez

  これは、静物画的で陶器金属器、ガラス、瓜、タマネギなどが実に迫真的に描いてある。ネットでの写真をみてもその迫真さは伝わらない。 一番良いイメージはWikimedia の
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Diego_Velazquez_-_An_Old_Woman_Cooking_Eggs_-_Google_Art_Project.jpg
のうち、1,211 × 1,024 pixels のイメージが最も実物に近いだろう。


  ラスキンの聖母子 は。いかにも英国的な感じがする作品、かなり表面があれている。 前から思っていたのが、有名で多作なラファエロの作品では英国にあるものはなんとなく英国風にみえ、ドイツにあるものはドイツ風にみえる。これは、各国の収集家美術館担当がお国ぶりの嗜好で購入するせいで、なんとなくそうなってしまうのかもしれない。あるいはクリーニングや修復するとき、その土地の好みが反映するのかも、例えばプラドのモナリザが背景を黒く塗りつぶされていたように。

  エルスハイマーの作品は例によって銅板油彩の細密画で近くでみないとわからない。
  左下の赤い人物の髪と背中で彩色層の劣化分解が起こっているようにみえた、なんらかの外的事情か画家が間違えたのかは不明。青顔料ではときどきあるが赤でこういう故障がおきた理由はよくわからない。



三姉妹の絵画は姉妹の大叔父である、有名人ゴシック・リバイバルの騎手:ホレス・ウオルポールが描かせたものだという逸話が大きい。しかしホレス・ウオルポールは、こういう絵画ではゴシック風にはしなかったんだね。
posted by 山科玲児 at 16:56| Comment(0) | 日記

数学書の読み方




数学に向かない人の数学書の読み方。数学者はこうやって読む。
https://youtu.be/q-3IWEyfFQg

 なんか、大学で純粋数学に挫折したのは、まさにこういう風に一歩一歩、一語一語確認しながら
読んでいたせいのようにおもいました。
 此の動画のようなことを早く知っていれば案外 数学者を志していたかもしれないなあ。

  数学の本というのはもっと論理的に厳密で一歩一歩積み上げていくものだという先入観があったのかも。。
posted by 山科玲児 at 10:48| Comment(0) | 日記

東京国立博物館の古代裂 羅

羅 法隆寺国宝館 部分.JPG

やむをえず,東京へ行きました。地下鉄、満員電車にはできるだけ近づかず、用件の余暇は上野公園付近にいました。

さて、最もマイナーな話ですが、6月18日までの展示として、

法隆寺国宝館の古代裂で、面白い羅がでてました。

    黄地小円花文金銀摺絵羅     1枚         奈良時代・8世紀     I-336-4

イメージは部分(当方撮影)
 ただし、すり絵らしい緑の斑点はあまり金銀にはみえませんでした。
展示案内
posted by 山科玲児 at 10:15| Comment(0) | 日記