2022年06月18日

ボス展のカタログを読む その33  逆玉

 

Bosch Prado 2016.JPG

2016年10月06日 ボス展のカタログを読む その18 お金持ちの同居人
で、あげた妻アレイトの甥Paulus Wijnants(1470/75 -1543/46)という人、ひょっとしたら有力な助手かもしれない人の例にみるように、妻のほうの財産・影響力が ヒエロニムス・ボスには、かなりあるようですね。ヒエロニムス・ボスが市の名士になったのは、名士の娘 アレイト(Aleyt Goyaerts van den Meerveen)と結婚したからですし。
 そして、今、詳しく読み直してみたら、お父さんのアントンもそうだったようです。ヒエロニムス・ボスの母親は、なんと町(ス・ヘルトーヘンボス)一番の富豪の孫でした。「仕立屋(テイラー)の娘」とかウィキやものの本に書いていたから小さな職人一家の出かと思ったら大違いでしたね。

ずっと後のピーテル・ブリューゲルも財政的には義母であり優れた画家でもあったMayken Verhulst (1518–1596 or 1599),に頼るところが多かったようですし、更に後のフェルメールもまた義母Maria Thins (c. 1593 – 27 December 1680)に財政的には頼っておりました。

どうも、入り婿・逆玉というのは、大画家の条件??、、まさかねえ。
posted by 山科玲児 at 07:17| Comment(0) | 日記