2022年07月27日

特別展のカタログで起こりうること

特別展のカタログ自身が会期中にできてなくて売ってないということも、何度かありました。町田国際版画美術館、台北国立故宮美術館

また、カタログがなぜか速攻売り切れてしまった事件::
台北国立故宮美術館 宋代花箋

プラドの、人気のある、あるいは研究者にとっては珍しい特別展の「英語版」カタログだけが先に品切して入手できない、、ということが、しばしばあります。スペイン語版は在庫にあるんですけどね。まあ、スペインだからあたりまえか。

posted by 山科玲児 at 15:38| Comment(0) | 日記

料理人出身の歌手



Dumesnil  Opera Versaille Lully.jpg


FM: 古楽の楽しみで、関根さんがリュリのオペラの紹介をし、初演の時活躍した歌手を紹介しているのですが、  ちょっと凄い人がいました。

 リュリが、厨房の料理人のなかで、歌がうまい人をみつけてきて、とりたてた歌手というのがいるそうです。彼は楽譜が読めなかったが素晴らしい声の持主で、演技もよかった。
HAUT CONTRE つまりカウンターテナーだったんですが、17世紀当時のフランスでもカウンターテナーはあったんですね。カストラートではないのです。カウンターテナーって英国で伝統が続いたので、英国だけかとおもってたんですが、フランスでもバロック時代にあったようです。

関根さんの、解説を耳で聴くだけでは綴りがはっきりしなかったんですが、
バロックオペラ専門のフランス語サイトがあり、そこでようやくわかりました。
Les chanteurs de Lully
https://operabaroque.fr/LULLY_chanteurs.htm
ひょっとしたら、文盲かそれほど教育のあった人ではなかったのか、名前も渾名のようなもので、色々な名前が残っています。
Dumesny (または Dumeny, または Dumeni, または du Mesny, または Dumesnil, または Duménil)
 Louis Gaulard
(? – 1715)
しかも、イメージのように肖像まで残っています。これはオペラの台本や紹介書、ちらしなんかに版画でつくられたものでしょうが、当時の歌手でこういうのが残っていることは希です。
posted by 山科玲児 at 07:52| Comment(0) | 日記