2022年08月07日

料理物語

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 まんが「逃げ上手の若君」
の解説は、専門家の本郷和人氏がやっているのだが、江戸時代以前の「肉食」について、あまりに「全面禁止」的なみかたを書いているのは、いただけない。
 江戸時代  寛永20年(1643年)年の印刷本:料理物語、はかなり豊かな階層の料理を教えるものであろうが、、ジビエは多いし、犬の料理まで1品記載されている。なんかこの本絶版で異常にアマゾンでは高い古書価になっていた。

  綱吉より40年前ですら、これなのだから、それ以前、室町、鎌倉、平安では僧侶はともかく、肉食は多かったのでは?
  狩りをやっていた武士・貴族は当然ジビエを食べていた。平安時代のある高級貴族は、毎晩、雉の血をさかなに飲んでいたそうだ(大鏡)。
posted by 山科玲児 at 12:57| Comment(0) | 日記

ボス展のカタログを読む 37 女性画家

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ボスの兄のホーセンの未亡人カテリナが、聖バルバラの彫像の彩色をして、支払いを受けている。
これは、そうとう古い女性画家の例かもしれない。
ただ、工房の助手たちにやってもらって納品しただけかもしれないが、ある種の有名画家も似たような業務形態だったとされている以上、カテリナ ファン アーケンを画家といってもいいと思う。

 14世紀、クリスティーヌ・ド・ピザンが雇っていた細密画家は女性のようだったので、
女性画家の記録は更に100年以上遡るだろうけれど、ヒエロニムス・ボス関係の記録で女性画家を示唆する記述がでたのは面白いことだった。
 アーケン一族が画家一族だったので、ファミリーの中で教育ができたということもあるのだろう。
もっと時代が下れば、ピーテル・ブリューゲルの義母は、画家版画家実業家であるコックの夫人だったが、グイチャルディーニが「ネーデルランドで画技に卓越した4人の女性の一人」と記した人だった。




posted by 山科玲児 at 09:19| Comment(0) | 日記

穴守稲荷

穴守 おこわ.JPG


羽田空港への京急線は、結構、停車駅が多いが

大鳥居という駅と、穴守稲荷という駅が続いている。
 ここは、大森貝塚でも有名な大田区だし、
なんとなく駅名に古代人の息吹を感じた。
 これは、諸星大二郎風の妄想空想かもしれないが、地名というのは、非常に古い時代からの伝承を残しがちなのは、事実である。

 羽田で穴守五種おこわいなり というのを売ってたので縁起物だと思って買ってみた(イメージ)。
穴守おこわ」5種
posted by 山科玲児 at 09:06| Comment(0) | 日記