2022年09月26日

イタリア総選挙

2022年09月04日  ベレンソンとムッソリーニ  続

で、ムッソリーニのこと書いていたら、
イタリアで  マリーヌ・ルペンばりのメローニ首相が誕生しそうだ。

マリーヌさんも早く大統領になってください。
ムッソリーニ伝 The Life of Benito Mussoliniの著者 ユダヤ人の:Margherita Sarfatti(1880-1961)  を思い出してしまった。
まあ、ムッソリーニはレーニンの弟子なんだからなあ。




posted by 山科玲児 at 18:18| Comment(0) | 日記

フェリペ2世 とボス



 ヒエロニムス・ボス(1450?--1516)とフェリペ2世(1527-1598)
が、あまりにも同じところで語られることが多いせいか、あたかも同時代の人であるかのように語られることすらある。あまっさえ、ボスがフェリペ2世へむけて作品を作ったかのような妄想をする人まであらわれる始末だ。

 フェリペ2世はボス没後11年後に生まれている。3世代は離れていて祖父と孫以上離れている。

フェリペ2世がボスの作品を多数収集したのは確かだが、それは、現代の権力者が、レオナール・フジタの作品を収集するようなもので、過去の名作を収集しているのだ。

このへんの時系列がわからないと、トンデモな議論がわきでてしまって収拾がつかなくなる。

なお、プラドやエスコリアルにあるボスの作品は、必ずしもフェリペ2世の収集とは限らない、「三賢王礼拝」はよくわからない。「快楽の園」「干し草車」「7つの大罪のテーブル」はフェリペ2世の購入であることは間違いないようだ。それもスペイン国内で購入している。
posted by 山科玲児 at 15:48| Comment(0) | 日記

カラヴァッジョ ほんとうはどんな画家だったのか 拾い読み

カラヴァッジョ     ほんとうはどんな画家だったのか
石鍋 真澄 著
https://www.heibonsha.co.jp/book/b607005.html

は、労作で良い本だと思う。まだチョコチョコ拾い読みしているが、ちょっとおかしなところもわずかながらある。
270Pで、ダブリンの「キリストの捕縛」について、
1921年4月16日に「8ギニー」で売られた、その8ギニーについて、「現在の7000円」といっているのは、いくらなんでも間違いだ。当時のギニー・ポンドは少なくても現在の1万円強のはずなので、10万円〜20万円ぐらいだと思う。
同じページで、ロクに調査もしない偏見に満ちた  ジョナサン・ハーの「消えたカラバッジョ」を褒めているのもいただけないと思った。

消えたカラヴァッジオ」の作者は、一度もアイルランドに来たこともなく、アイルランドにいた関係者にまったく取材をしないでこの本を(ほぼ想像で)書いていたのだ。実はこの本はアメリカでは刊行されたが、イギリス・アイルランドでは発売されていないのだった。



posted by 山科玲児 at 08:14| Comment(0) | 日記