2022年12月01日

国宝展 普賢菩薩像

日本の仏画  普賢菩薩.jpg
    
東京国立博物館の国宝展であるが、展示替えで、11月29日〜12月11日まで
アーネスト・フェノロサの激賞で有名な、平安後期の仏画:普賢菩薩像が展示される。

この作品は東京在住のころ、何度も何度も鑑賞したものだが、なんと最近修理が行われたようだ。こういう絵画の修理は、100年に一度といわれるように、伝世の途中何度も行われるものであるが、下手な修理は作品をダメにしてしまうこともあるので、できればやらないほうがいい、修理したかしないかわからないような修理が最善の修理だ、といわれる所以である。
修理動画があった。
https://youtu.be/58YeuILMFv8
手練れの京都の岡墨光堂ではなく、東京の半田九清堂のようだ。
http://www.kokuhoshuri.or.jp/kobo/handa.html
まあ、大丈夫だと思うが、破壊しないことを念願している。平家納経を宇佐美直八が修理して、とりかえしがつかないようなことになった悪例を繰り返さないようにして欲しいものだ。

この普賢菩薩像、奈良の寺から出たもので、明治11年十何円かで海外流出の瀬戸際、帝室博物館・一吏員山辺某が買い取ったという(ref1)。
矢代幸雄氏も、個人的に特に好きな平安仏画だと書いていた(ref2)。

当方も東京国立博物館の平安仏画のなかでは、最も好きであり、上イメージのように、学研で昔だした大型画集の中でこの普賢菩薩の分だけ古書店で買ったものである。
 
ref1  飯島勇、第二次大戦以前の館における美術品の収集について、MUSEUM、第262号
ref2 忘れ得ぬ人びと : 矢代幸雄美術論集1 / 矢代幸雄‖著 / 岩波書店 , 1984.2
posted by 山科玲児 at 08:26| Comment(0) | 日記

江沢民  死去

実父の江世俊(1895年8月−1973年1月)は、日本軍占領下の上海で日本の特務機関に協力しており、南京の汪兆銘政権の官吏であった。この特務機関は、あの悪名高い上海ジェスフィールド76号だともいう。

黒五類と排斥されるような、そういう父をもった江沢民は、中華人民共和国で生きるために、過剰なまでに反日姿勢を貫いた。訪日時の宮中晩餐会での行動はひどいものであった。これは、江沢民の個人的事情であるが、そういう人物を権力の頂点に押し上げる中国共産党の内部事情をよく考える必要がある。


posted by 山科玲児 at 06:57| Comment(0) | 日記