2022年12月04日

東京国立博物館の大理石彫像

大理石獣Image1.jpg

東京国立博物館 アジア・ギャラリー(東洋館)の中国考古の展示に、いつでもいた大理石の怪獣彫刻(上写真は当方撮影)
ですが、これは戦後に香港から入ったもので、銀行家・収集家の陳仁濤(1906-1968)所蔵品でした(REF1)。REFをようやくみつけました。記憶には微かにあったんですけどね。

陳仁濤については、最近、香港クリスティーズや嘉徳のオークションで、旧蔵の書画がでているので、思い出してました。陳仁濤については、いろいろな話題がありまして、日本に関係した話も多い。少しずつ書いていこうかと思っています。

ちなみに、この玉石関係では、
陳仁濤 所蔵の古玉を50余点も昭和29年(1954年)9月4日〜10月10日、東京国立博物館の特別第1室での古玉展覧会に貸し出したということがあった(Ref2)。こういうことで、陳仁濤と関係ができて購入するというようなことになったのかもしれない。

ref1  梅原末治、中国古代彫像例の二三、大和文華、第9号、1953年3月
ref2 杉村丁、中国古玉の粋、国立博物館ニュース第88号.  1954年 9月 1日
posted by 山科玲児 at 13:58| Comment(4) | 日記

ポンペイ展 アレクサンダー・モザイク

Alexander_the_Great_mosaic.jpg
福岡  大宰府のポンペイ展、きょうが最終日ですけど、

前、行ったとき、悲しく思ったのは、
アレクサンダー・モザイクの複製が床にあるのに、それを踏みつけて、壁の動画画像ばかりみているひとばかりでした。
アレクサンダー大王可哀そう。

posted by 山科玲児 at 13:16| Comment(0) | 日記

パレストリーナのミサ・ブレヴィス

パレストリーナPalestrina.JPG


パレストリーナのミサ・ブレヴィスは、合唱団でもよく取り上げられる名曲だと思うが、
意外にCDが少ない。
驚く他ない。
しかも、大体  英国か米国の団体で、イタリア人の声で聴けるものが希少のようである。
パレストリーナ「ミサ・ブレヴィス」
Palestrina - Agnus Dei II (Missa Brevis) | The Marian Consort
https://youtu.be/f5duVvOswug

Palestrina - Agnus Dei II (Missa Brevis)
https://youtu.be/AQ-4ij0FiI0


まあ、上のタリス・スコラーズの名盤は優れているのでしばしば聴いているが、それでも他の解釈を聴きたい気がする。

パレストリーナのように有名で、しかも有名曲なのに、これはいったいどうゆうことなんだろう?
実は、当方は全く評価していない「教皇マルチェルスのミサ」は結構CDがある。「教皇マルチェルスのミサ」は、ヘンデルの宗教曲のようにライブで力を発揮する曲なのかもしれないとは考えている。
 だいたい、バッハ・セットとかヴィヴァルディ・セットみたいなパレストリーナ・ボックスがあってもよさそうな作曲家なのに、この貧弱さはどういうわけだろうか???

posted by 山科玲児 at 10:11| Comment(0) | 日記

忘れられないために


こういう忘れられやすい逸話や秘話をできるだけ、紹介したいと思っています。
でも、この角瓶なかなかいいデザインだ。
https://www.atpress.ne.jp/news/132446

そういや、
2022年12月02日  普賢菩薩像の逸話
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/189963657.html

2018年02月06日   国宝 「智永 真草千字文」の由来:聞き書き
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/182339246.html
もそういうものでしたね。

こういうものは「玲兒の蔵書」あたりにまとめたほうがいいかもしれません。


posted by 山科玲児 at 07:51| Comment(0) | 日記