上東門院菊合序
この陽明文庫にある優美な書の複製は、ずいぶん昔からもっている(上イメージは部分拡大)。この複製:現在でもそれほど高くない。実物も京都国立博物館の「かなの美」展で観て、非常に優秀な書だと、感銘を受けた。近くに展示されていた国宝「和歌体十種」より、はるかに上であった。「和歌体十種」は、今回チケットがとれない東京国立博物館の国宝展にもでていましたけどねえ。
悪口はともかく、 この上東門院菊合序は「序」なので、当然、本文があるわけであり、その本文の零巻断片巻が、植村和堂先生のところにあり、根津美術館に寄贈されていたそうだ、
その作品、今週末からの
企画展 遊びの美
2022年12月17日(土)〜2023年2月5日(日)
2022年12月17日(土)〜2023年2月5日(日)
で公開されるとのことである。
それも初公開??? え、寄贈したときの企画展ではでていなかったのか?? それとも、その後、更に御寄贈があったのだろうか?? いずれにしても、これは素晴らしい。
これは、みたいなあ。