2023年01月08日

楊賓旧蔵黄庭経の題簽


  黄庭経 博文堂.JPG
楊賓旧蔵讃岐大西帖祖斎の黄庭経が、  
創立150年記念特集 王羲之と蘭亭序で展覧される(後期 3月14日〜)のにともない
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=7152

画像データベースにものることになったのですが、
黄庭経   列品番号:    TB-1361 撮影日:    2022-05-25
https://webarchives.tnm.jp/imgsearch/show/E0142309

博文堂本の羅振玉題簽はなかったということは、既に書きました。そうなると上イメージの帙外側題簽も東京国立博物館には、無いわけですから、ここで一応紹介しておきます。

黄庭経 本体は、下記URLで紹介してあります。跋文などは、いれてませんが、戴煕のものなんかちょっと興味深いですから、そのうちとりあげたいものです。東京国立博物館のDBにもありますが、少し解像度が悪い。

posted by 山科玲児 at 09:20| Comment(0) | 日記

春日大社 蒔絵箏

春日大社蒔絵琴 vol1 (4).JPG




2021年の動画がYOUTUBEにあるようです。

[国宝へようこそ] 4K 奈良・春日大社 蒔絵箏 神が住まう本殿に800年間おさめられていた楽器 | Kasuga Taisha Shrine in Nara | BS4K8K | NHK
https://youtu.be/c-omPBBwCNA

この楽器は、昭和26年ごろには、厚く汚れに覆われていて、模様がみえませんでした。
大和文華第一号に、便利堂が撮影した当時の赤外線写真がありますので、Wikimediaにずいぶん前にアップしております。
金銀蒔絵箏 修理前赤外線写真 春日大社本宮古神宝 153cm
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:MAKIE_NO_KOTO_KASUGA_Shrine_Infrared.JPG

上イメージは部分拡大です。赤外線でも全貌はみえていなかったようにみえますね。

  洗浄前の写真と修理の詳細は、週刊朝日百科  日本の国宝 109「国宝の修理と保存」の11-266頁にあげてあります。復元複製も作ったようで、その写真もあげてあります。
それにしても朝日新聞は、こういうとこは不思議にまともだな。
posted by 山科玲児 at 07:37| Comment(0) | 日記