2023年02月12日

東京国立博物館「大安寺の仏像」

大安寺の仏像.JPG

 奈良のかっての八大寺  大安寺 の仏像の展示がありました。
本館十一室:いつも仏像があるところで
 奈良  特別企画「大安寺の仏像」
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2555


  なかなか良い企画、数十年ぶりで観た。前観たのは奈良の大安寺であった。
 写真OKという寛大な展覧であったが、こういう仏像は、なかなか撮る気にはなれないものである。なお、上イメージの立派なパンフはインフォーメンションで無料でいただける。

  あまり言われていないようだし、パンフにも記述はなかったが、この大安寺の仏像の少し変わった特性は、
河南省 大海寺で出土した 唐の石仏の様式に良く似ている。

1998-1999年に東京都美術館で開催された特別展「唐の女帝・則天武后とその時代」特別展で実物を観たとき、ほんとにハッとしたものでした。
posted by 山科玲児 at 10:10| Comment(0) | 日記

半島三国時代の耳飾


九州国立博物館では加耶  特別展やってます。


ここで展示されていた豪華な耳飾 1対と  同類のもの(ただ純粋の黄金ではないかもしれない)
を2対4点、東京某所で観ました。しかも所蔵者はこれが、朝鮮半島三国時代の遺物であることを
知らずに、当方の友人のとこに鑑定依頼であずけていたようです。

朝鮮半島のものは、いろいろ面倒なことになりやすいので、具体的なことは何も言えませんし、
当方も20年以上、朝鮮半島古美術は避けていたので、知識もロートル状態ですが、
たぶん本物でしょう。驚きました。



posted by 山科玲児 at 06:42| Comment(0) | 日記

2023年02月11日

張瑞図 西園雅集図記


東京国立博物館で、今  展示されている

張瑞図 西園雅集図記

 は、大作だが、確か正力松太郎 旧蔵だったと思う。
正力氏旧蔵というネタをつけたほうが面白いと思う。
posted by 山科玲児 at 08:52| Comment(0) | 日記

2023年02月10日

関ヶ原の島津



先日、関ヶ原あたりで大雪に苦しめられたことで、関ヶ原合戦の際の島津軍の熾烈な退却戦のことを思い出した。この島津の壮烈な退却戦を現代の風景動画で、描いた動画もあるようで、なかなか興味深い。

関ヶ原の戦い【島津の退き口】を現代の地図で見てみよう!【島津義弘】
https://www.youtube.com/watch?v=inRW55cqLDE

 しかし、これは明白に島津の戦略の誤りである。戦闘力がいかに強くても戦略を誤るといかに悲惨なことになるか、という見本である。島津義弘が65歳で当時としては老齢であり、前頭葉が萎縮して好悪感情のみに動かされ、利害得失の判断能力をもっていなかったのではなかろうか??

 そもそも、もしこれだけの戦闘力を関ヶ原合戦の冒頭やせめて前半に東軍への攻撃という形で発揮できていれば、西軍の勝利は疑いない。小早川秀秋の裏切り後でも西軍勝利は確保できただろう。というか小早川は洞ケ峠になり「裏切り」自体なかっただろう。
 ドイツの将軍が関ヶ原の陣立て図をみて、「西軍の勝ち」と断言したのは有名である。

西軍勝利の大勢がきまれば毛利・吉川軍も結果オーライで参戦しただろう。

そうなると島津軍も多くを失うことはなく、9割以上の島津兵が勝利の凱旋ができたのではなかろうか。それだけでも島津軍首脳部の馬鹿さ戦略の無さが痛感されるのに、徒にこの退却戦の勇武を強調するのは低脳過ぎる。

  また、逆に、石田三成にそこまでの反感をもっているのなら、裏切って東軍につくなり、戦端開始以前に畿内へ退却してしまい最初から戦わないという選択もありえたのではないか? そうすれば島津の有為な戦士たちをあれほどまでに犠牲にすることはなかっただろう。

タグ:島津 関ヶ原
posted by 山科玲児 at 07:13| Comment(0) | 日記

西洋美術館 休館

ブールデル (1).JPG

知らなかったんですが、上野の西洋美術館、閉めてるんですね。

館内整備に伴う全館休館のお知らせ[休館期間:2023年1月23日(月)〜3月17日(金)]

続きを読む
タグ:西洋美術館
posted by 山科玲児 at 06:44| Comment(0) | 日記

2023年02月09日

武漢からの日本人脱出


  新型コロナCOVID-19が武漢で流行しはじめたとき、日本人8 人を日本に帰国させるプロジェクトが実施された。そのときの思い出・記録がANAの機内誌「翼の王国」2023年2月号に日本文、英文と中文で記載されていた。

 勿論、この記事が正しい情報かどうかは、政治的に問題の多い日中関係なので判断しがたかったが、なんとなく欲しくなってCAさんに頼んでもらったら、こんな記事があったとは。。。
  この雑誌はPDFで読める
https://tsubasa.ana.co.jp/ana-report/ryugi/ryugi_202302-01/

 なんかさ、飛行機の機内誌って宣伝紙だから軽視されがちだが、結構面白い記事多いんだよね。。

posted by 山科玲児 at 20:29| Comment(0) | 日記

2023年02月08日

混んでる徳川美術館

徳川美術館226 (4).JPG

大雪の日の次の日に、名古屋の徳川美術館にいったんですが、
ガラガラかと思ったら、なぜか結構、多かった。

どうも、NHKドラマの影響らしい。

メイン展示は、旧名古屋城の部屋の再現とその中に古美術品をレイアウトするというもので、なかなか良かったと思います。


タグ:徳川美術館
posted by 山科玲児 at 06:23| Comment(0) | 日記

2023年02月07日

書道博物館の「王羲之と蘭亭序」

台東区の書道博物館で 1/31より特別展「王羲之蘭亭序」開催
まさか、永青文庫の
黄山谷 伏波神祠詩巻
米フツ 易説

まで大きく展示されているとは、おもいませんでした。
永青文庫の副館長の橋本麻里さんが  ツイッターで強く推薦していたのはそういう裏があったんだなあ。

posted by 山科玲児 at 07:27| Comment(0) | 日記

2023年02月06日

名古屋駅できしめん

名古屋駅  きしめん.JPG

名古屋駅できしめん食べる予定だったが駅内には1軒しかみつからなかった。ラーメン系が名古屋飯として席巻してしまったせいだろうか? 数十年前は駅ホーム内の立ち食いきしめんが結構良かった
駅釜きしめん という店だが、価格はともかく味は正統的で良かった。
https://www.jrt-food-service.co.jp/store/details01.html

 実は味噌カツ味噌煮込みなど濃い味で売っている名古屋料理だが、きしめんに限っては昔からあっさりした醤油味である。それも東京のうどんだしのように真っ黒なものではない。わりと上品である。信じられないかもしれないが、昔からそうなのだ。ここの「きしめん」も昔と同じ味だった。
左の皿は「天むす」。

posted by 山科玲児 at 07:49| Comment(0) | 日記

NHKの短編アニメ

 NHKの教育TVのミニアニメ短編アニメをホテルなどで、たまに観るたびにその技術的レベルの高さには感銘を受ける。
 私が観たものは、全く偶然にみただけのものであるから、特に精選されたトップのものではないだろう。それでも、1970年代なら、アヌシーやザグレブの国際アニメフェステバル・コンクールで入賞しそうなものばかりである。
日本アニメが底辺を含めた総体としていかにレベルが高いかわかる。

NHK解体をするとしても、アニメ部門は独立させて、国営放送へ編入すべきではなかろうか?

posted by 山科玲児 at 07:11| Comment(0) | 日記