関ヶ原で、仮に、西軍が勝ったというシナリオの場合、戦後、日本国内の問題として、スペイン・ポルトガルの侵略に対する対処がどう変わったか?
という問題がでてくる。
家光の鎖国はなかったという、世界線になる。
そうなると、日本が植民地化された可能性がかなりでてくるし、最低でもタイ王国のように対外問題で苦労することになったのではないか?? という予想がでる。
西軍のほうがキリシタンに与する大名が多かった印象があるしね。小西行長が代表だろう。イタリアのジェノヴァで1607年に小西行長を主人公にした音楽劇(オペラ?)がでた、という話もあるが、証拠がとれていない。、モンテヴェルディのオペラ「オルフェオ」初演が1607年だから、1607年というのは少し早過ぎる感があり、 オペラではなく、宗教劇殉教劇のようなものだったかもしれない。
そして、東南アジアに散在した日本人町は存続することになる。山田長政の例を考えると、なかにはスイスのように傭兵家業を盛大にやる町もでてきただろう。
そして、1644年の明の滅亡とそのあとのドルゴンによる清軍による征服戦争にも、日本人が関与した可能性がでてくる。
史実では、当時の北京にいた漂流民日本人は清の統治のほうが清廉で優れていると後に証言していた。
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