実は、中田勇次郎、「王羲之を中心とする法帖の研究」の末尾にモノクロで影印されている淳化閣帖は、今は上海博物館にあり、
2006年の、東京国立博物館の「書の至宝」展
で鳴り物入りで宣伝された法帖四冊の内の三冊だった。
中田勇次郎氏の本の元本は、たぶん中華民国時代にコロタイプ影印されたものだろう。1970年代ごろまでは司空公本と呼ばれていたものだ。賈似道の印があることによる名前である。現在、豪華図録も出ているようだが、意外なことにこの本の図版で概略はみることができる。一応、全部影印されているしね。この本は公共図書館には割とある本なので、アクセスもしやすい。
この。いわゆる最善本淳化閣帖は、当方はあまり高く評価していない。それほど古くもないかもしれないとさえ思っている。
安思遠本淳化閣帖への疑問 | 玲児の近況 - 楽天ブログ
中田勇次郎氏の本の元本は、たぶん中華民国時代にコロタイプ影印されたものだろう。1970年代ごろまでは司空公本と呼ばれていたものだ。賈似道の印があることによる名前である。現在、豪華図録も出ているようだが、意外なことにこの本の図版で概略はみることができる。一応、全部影印されているしね。この本は公共図書館には割とある本なので、アクセスもしやすい。
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