2023年03月05日

コオロギ食  ごり押し

コオロギ パウダーの別名:いろいろな名前でごまかしにきます。農林水産省の利権にしたいのでマスコミもグル

ドライクリケット
グラリスパウダー
サーキュラーフード
シートリア
  まだまだ発明するかもしれないねえ。

これって、6年ほど前に言及したコレの一環だよな。なんか非論理的なアンチがコメントしてきたけど、桜ういろうみたいな共同通信の工作員だったのかもしれないなあ。

2016年12月27日 国内植民地主義
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/178188107.html

共同通信にネット工作員が複数いる証拠::
タグ:コオロギ
posted by 山科玲児 at 17:37| Comment(0) | 日記

パレストリーナの名前

palestrina sine nomine  homme arme4.jpg




  ルネサンス後期の音楽家作曲家
パレストリーナは十九世紀から既に有名であった。
  ただ、柴田南雄先生の本では、、
ジョヴァンニ・ピエルルイージが名前であり、パレストリーナは出身地に過ぎないと
書いてあった。じゃ、「ジョヴァンニ・ピエルルイージ」と呼ぶべきで「パレストリーナ」なんてのは俗称だとずっと侮っていたものだ。

今回、パレストリーナのCD、しかもイタリアの団体によるもの、を複数買ったのを機会に、図書館から
リーノ・ビヤンキ, パレストリーナ その生涯、 2000/9/4、 カワイ出版
という浩瀚な本を借りてきてみた。

まだ精読はしていないのだが、とばし読みしただけでも発見があった。

当時の手紙や公文書が多数引用されているのだが、ほとんどがパレストリーナ(または、スペルが違った同類語)あるいはジョヴァンニ・ダ・パレストリーナであり、ピエルルイージは殆どでてこない。

そうなると、現在の慣行名のパレストリーナで誤用とはいえないようだ。

その点、レオナルド・ダ・ヴィンチの場合とは全く違う。ダヴィンチなどという呼び方は当時、ほとんど無い。レオナルドだけである。

posted by 山科玲児 at 08:50| Comment(0) | 日記

中野美代子先生の乾隆帝本

 米寿を過ぎた、中野美代子先生だが、かなり前の著作を最近読むことが多い。独自の面白い見解が多く啓発されるところが多い。
 ただ、明白な誤謬もあり、教科書的な典拠/論文の典拠には、危なくて使えないように思う。

今、乾隆帝本を読んでみた、、

中野 美代子 ,  その政治の図像学 乾隆帝 (文春新書) 新書 – 2007/4/20

1.156頁に、
蘇州の世界遺産庭園 獅子林が 倪雲林がつくったことになっている。
  全くの間違い。倪雲林は獅子林の絵を描いただけ。それも陳汝言との合作である。ただこの絵が有名になったせいで倪雲林の名前と獅子林が結びつけられるようになっただけである。
 江南庭園史を知らないのだろうか??

 また、現在の獅子林庭園自体、一度荒廃していて、元時代の名残は奇石怪石を積み上げた仮山にかろうじて残っているだけであり。建築や全体構成は清朝の庭園である。

2.18頁。日本の天皇の 諡号 つまり「後醍醐天皇」などが、光孝天皇(884−886)以後途絶え、江戸後期 光格天皇(1779-1817)以後復活したというような記述がある。そうすると、歴史上有名な天皇の名前、宇多天皇、醍醐天皇、一条天皇、白河天皇、後白河天皇、後醍醐天皇などなど、皆、江戸後期につけたことになる。
 この件は重大なので、調べてみる必要がありそうだ。
 ただ、いくらなんでもそれはないだろうと感じている。ただ、仁徳天皇陵が江戸時代の認定であるというような例もあるからね。

 日本では貴人の本名をできるだけ言わないようにして、あだ名や間接的な呼び方をするという習慣がある。御門とかXX殿(邸宅名)とか駿府とか黄門とか堀川大納言とかね。本名そのものはもとより諡号ですら文献で使わないことが少なくないのだが、それでもねえ。


posted by 山科玲児 at 08:38| Comment(2) | 日記