2023年03月11日

赤い壁でよかった

AntwerpRoyal Musem8.JPG

イメージは2001年の写真(当方 撮影)

去年秋、アントワープ王立美術館が11年ぶりに再開館したようだ。

メムリンク  天使の合奏 も展示されているようである。ただ、マーチエス(マッシス)のヨハネ祭壇画はどうも修理中みたいである。
https://kmska.be/en/event/open-restoration-studio

動画を観る限り、古い時代のオールドマスター ギャラリーの壁は赤いものが多く、メムリンクやロヒールが掛かって居る壁は、灰色っぽい緑である。

最近、害毒を流しているホワイト・キューブじゃないようだ。
19世紀以降の新しい絵画部門は、アンソールはベージュ、20世紀は真っ白で ホワイトのようである。
まあ、常識的なインテリアのようである。

動画
Must Visit Museum in Antwerp, Belgium, Royal Museum of Fine Arts (KMSKA)
https://youtu.be/3Ne-2stjVeI


posted by 山科玲児 at 07:58| Comment(0) | 日記

パレストリーナ遺跡

fubula  palestrina.jpg

パレストリーナの本
 リーノ・ビヤンキ, パレストリーナ その生涯、 2000/9/4、 カワイ出版
の「日本語版へよせて」の著者ビアンキによる文章の中に、
「考古学的には史上最大の遺跡として関心の高いもので、原始フォルトナ女神崇拝の異教徒大神殿の広大な遺跡の上に中世の町全体が建っている」
とパレストリーナ市を説明している。

実際、作曲家パレストリーナ以外でこの名を当方が覚えているのが、考古学関係である。、最古のラテン語銘文の例が、ここパレストリーナで発見されたトーガを留める11センチの大きな黄金のブローチ(安全ピン)に刻まれた銘文だった(上イメージ:wikimediaから)。

プラエネステのフィーブラ wikipedia


posted by 山科玲児 at 04:30| Comment(0) | 日記