2023年03月26日

古月軒はガラス器



 ヒュー・モスがオリエンテーションズ最新号で「古月軒」のことを書いていたが、
それは終止 ガラスの鼻煙壺のことだった。
Hugh Moss. The Origins of Guyue Xuan Enamelled Glass Wares: A Documentary Group of Qing Imperial Enamels Produced in the Inner Palace between 1767 and the 1770s
https://www.orientations.com.hk/past-issues/p/marapr-2023

 そこには底に「古月軒」と入っているものが何個も紹介されていた。
やはり、「古月軒」はガラスの鼻煙壺から出てきた単語・名称だったんだなあ。


2022年04月06日 古月軒 続
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/189446598.html
Soame Jenysの推理を紹介したが、その通りだったみたいです。

「古月軒」の文字が底にある不透明ガラス細工エナメル彩の鼻煙壷が大英博物館に寄託展示されている。これはデヴィッド・ファウンデーションのものだから、デヴィッド卿が参考資料として買ったものだろう。
https://www.britishmuseum.org/collection/object/A_PDF-804

また、「古月軒」銘のあるReginald Radcliffe Cory(1871-1934)の遺贈によるエナメル彩ガラス鼻煙壷も大英博物館にある
https://www.britishmuseum.org/collection/object/A_1936-0413-50
https://www.britishmuseum.org/collection/object/A_1936-0413-47
タグ:古月軒
posted by 山科玲児 at 12:38| Comment(0) | 日記

夜のガスパール

1842Gaspard (5).JPG
練馬区美術館「本と絵画の800年」展 〜12世紀の“巨大聖書”からゴッホ、シャガールまで!本と絵画の歴史を辿る
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202210231666500052
動画
https://www.youtube.com/watch?v=JvCltKBZz5Q

で、稀覯本がでているという話をきいた 機会に、

当方自身の愛書癖 考え直してみたら、西洋の本では、結局のところ、、

夜のガスパールだけだった、
https://reijibook.exblog.jp/30280282/

posted by 山科玲児 at 08:22| Comment(0) | 日記