2023年04月11日

東京国立博物館の日本刀

景光P1100454.JPG石田正宗 刀 (1).JPG

・国宝  太刀  長船景光  1322年 (当方撮影)
・重文 刀 石田正宗    (当方撮影)

ゲームからはじまった刀剣乱舞が、アニメ、そして、実写映画にまでなったようですが、その影響か、東京国立博物館でも、10年前は閑散/ガラガラだった刀剣コーナーに観覧者が多くなりました。
その、要領の良い紹介動画がありますので、紹介。ただ、展示替えもありますので、いつもこれらが全て展示されてるわけではありません。

東京国立博物館の刀剣
https://www.youtube.com/watch?v=lSPZzyOD2H0


刀剣乱舞 知らない人への要領の良い紹介動画::
【漫画】刀剣乱舞の魅力が3分で分かる!大人気の秘密とは!?
https://www.youtube.com/watch?v=JPuqPCh8TwQ








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posted by 山科玲児 at 05:59| Comment(0) | 日記

リンガーハットの餃子 再確認

リンガーハット 下大橋.JPG

選挙で外出したついでに、下大橋のリンガーハット(上イメージ)に、ギョウザを食べにいった。
   リンガーハット  大橋店

  日曜の食事時でもあり、かなり混んでいた。
  15個ついてるギョウザ定食とビールにしたが、やはり他のリンガーハットの店とは味が違っていた。
  どうも、この店だけギョウザがおいしいらしい。
posted by 山科玲児 at 05:38| Comment(0) | 日記

2023年04月10日

ラテンアメリカの民衆芸術

maya azteca へっぴり紀行 ss.jpg


大阪 吹田市の国立民族学博物館
でやってるこれですが、
ラテンアメリカの民衆芸術
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/37894
【動画】特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」解説映像
https://www.youtube.com/watch?v=Wez-EU1qHu8

芝崎みゆき氏がメキシコ旅行中に特筆していた、民芸品がこれか! と感じました。
芝崎みゆき、マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行 : メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズの旅
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784794217639
posted by 山科玲児 at 17:22| Comment(0) | 日記

2023年04月09日

八大山人  臨河叙

八大山人  臨河叙
https://reijibook.exblog.jp/30292136/
 東京国立博物館のこれ、
もとの形に、デジタル的にでも戻す試みする人はいないのかな。
 学生への課題としても面白いと思うのだけどね。



posted by 山科玲児 at 11:41| Comment(0) | 日記

魚住 教授 の論説

sumi 280.jpg

墨 23年2月号 280 (発売日2022年12月28日)
https://www.fujisan.co.jp/product/1447/b/2342973/
で、
魚住和晃 神戸大学名誉教授
が  八柱第3本 蘭亭序と楼蘭出土の残紙の書法の共通性について興味深い検討をしていらっしゃいます。

蘭亭序・八柱第三本から見た王羲之書法とその後

なかなか興味深い、首肯できる議論でした。
posted by 山科玲児 at 07:04| Comment(0) | 日記

2023年04月08日

台湾まぜそば と CPTPP

台湾まぜそば カップ麺.JPG

 名古屋めしでは辛い肉みそ/肉そぼろと魚粉を使った料理が「台湾XX」となっているんだそうで、、、

一方、台湾では「名古屋ラーメン」などとなっているという不思議があるようだ。

この挽き肉のそぼろは、確かに台湾でも単品で売っているものだが、辛いものではないようだ。空港売店でも売っているが、確か日本では肉製品のもちこみ制限があって、買えなかったと記憶している。

  例えば、こういうもの
  度小月の帆船ブランド特製肉そぼろギフトセット

今、台湾からの肉製品もちこみはどうかと調べてみた。
どうも、旅行者の肉製品もちこみは、原則・基本的に禁止のようである。

  台湾がCPTPPにはいったら、また変わるだろうか。CPTPPは、もともと国家だけでなく、統一された経済組織を単位として加入できることになっている。もともとは、EUのようなもの、プエルトリコのような準州を想定していたルールのようだが。。
 だから、台湾が国家であるかどうかは、あまり関係はない。台湾自体「台湾、澎湖、金門、馬祖独立関税地域」名義で申請しているらしい。WTO加入もこれだそうだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/460952?page=3

 ただ、CPTPPはルール・規則の塊だから、条約を守らないところは加入できないのはいうまでもない。
posted by 山科玲児 at 06:50| Comment(0) | 日記

2023年04月07日

甲骨学123年

NPM Bullutin 甲骨.JPG



イメージは、台北 國立故宮博物院の薄ーーい英文雑誌の表紙で、甲骨文字刻字を実験的に制作してみたという号である。あくまでも本の表紙ですよ。
National Palace Museum Bulletin. No. 1-2,1983
 同様な実験は、日本でもなんども行われていた。別府大学でも、牛の骨で実験されていた。生ではだめでかなり前処理が必要なものらしい。

甲骨学60年という董作賓の著書がある。
甲骨学六十年, 董作賓著 加賀万章訳 、アジア文化総合研究所 、昭和57年再販

王懿栄と劉鉄雲によって発見・認識されたのは1899年1898年だから、もはや、満で123年たった。

それなのに、なんと甲骨文字についての認識は乏しいことか。
某有名YOUTUBEチャンネルで、甲骨文字が、もっぱら人骨に刻字したかのように話していたので仰天してしまった。
亀の腹甲 (いわゆる亀の甲らの反対側)か、牛などの大きな肩甲骨
に彫られているものだという認識すら乏しい。無論、希に人頭刻字の破片なんかはあるが、大多数は違う。鹿頭刻字などと同じくトロフィーやドクロ杯や戦勝儀式のような意味あいだったもので、特例だろう。

山田正紀の「崑崙遊撃隊」で、老人の隠者が、骨を焼いて登場人物の運命を占う場面があるが、そういうのが原形だったのかなあ、とも思っている。

台北郊外  中央研究院 歴史語言研究所 陳列館
https://museum.sinica.edu.tw/collection/32/

タグ:甲骨 甲骨学
posted by 山科玲児 at 06:26| Comment(0) | 日記

2023年04月06日

甲骨文字と人骨




某有名YOUTUBEチャンネルで箕子朝鮮のことを解説するときに、
殷(商)の甲骨文字について、もっぱら人骨に刻字したかのように話していたので仰天してしまった。

訂正して欲しいと思っている。

確かに、人骨に刻字した例はある。人頭・頭蓋骨への刻字なので、
おそらくドクロ杯のようなものではなかったか??

また、鹿頭刻字、牛頭刻字もあるので、何か特別の意味があるのかもしれない。

しかし、圧倒的多数は亀の腹甲か牛の肩甲骨などであって、人骨使用は珍しい。珍しいから紹介されるのである。

台北郊外  中央研究院 歴史語言研究所 陳列館
https://museum.sinica.edu.tw/collection/32/
posted by 山科玲児 at 03:11| Comment(0) | 日記

2023年04月05日

台湾と名古屋


最近、また「台湾まぜそば」のカップ麺食べたんですが、
この台湾と名古屋の食文化の相互影響について書いた、この記事、また読んでとても面白いとおもいました。

台湾オリジナル「名古屋カレー」を食べに…名古屋人が台湾に行ってきた
https://toppy.net/special/taiwan/191003.html
posted by 山科玲児 at 05:32| Comment(0) | 日記

2023年04月04日

臨河叙の信頼性

四部 世説 豪爽 det.jpg世説 豪爽  唐抄本 det2.jpg

世説新語 四部叢刊本と国宝:唐抄本 世説新書

臨河叙 は、世説新語(世説新書)企羨篇の注釈に引用されている文章であり、
国宝:唐抄本 世説新書は一部しか残っていないものなので企羨篇そのものが無い。

それで、他の比較できる部分で比較してみた。
上は豪爽篇の一部である。
粱の劉孝標注をこの2つで比べると大意は同じだが、細部は相当字句が違っている。それも注釈1つについて一つ以上の異同がある。
上イメージは、すぐ気がつくところをチェックしてみた。まだ少し相違はあるが指摘していない。高士伝の引用だから、臨河叙の代用としては適当だろう。版本はかなり省略圧縮していることがわかる。しかも、、四部叢刊書録の解説によると、他の版のように注釈に省略がない良版なんだそうだ。これでこの状態ですよ。

 そうすると、唐抄本の該当部分は存在しないとはいえ、臨河叙も、細部については、 粱のとき劉孝標が書いたものを、一字一句 伝えているというわけではないということがわかる。
 したがって、一字一字の使い方について、臨河叙と蘭亭序を比較するのは疑問である。

 それは臨河叙の「叙」の字が北宋末の蘇軾に由来する可能性が大きいというようなことや、 「崇山峻領」が「崇山峻嶺」になっているのが南宋以後の蘭亭序のテキストと同じであることなど、不審な点が多いことからも、いうことができる。

 おそらく、南宋時代に出版したときに使ったテキストは、かなり改変されたものではなかったろうか。
posted by 山科玲児 at 06:55| Comment(0) | 日記