2023年04月03日

ビーフシチュー

ビーフシチュー.JPG
たまには、ビーフシチューを作ってみようと思って

煮込み料理 (中公ミニムックス (15)) 文庫 – 1984/2/1
小川 忠彦 (著)

に従って作ってみました。

多少手抜きしたせいか、まあまあというところでした。

でも、コスト・時間を考えたら、レストランで食べたほうがよかったかな。

posted by 山科玲児 at 19:00| Comment(0) | 日記

臨河叙と蘭亭序



蘭亭偽作説を言う論者に共通な奇妙な特徴がある。蘭亭序は疑うが臨河叙は疑わないことだ。
臨河叙は世説新語(世説新書)の企羨篇の注釈に引用されている文章であり、粱の劉孝標注 とされている。最古の版本でも南宋のものだろうし、敦煌など西域出土テキストはしらない。
唐抄本世説新書には、該当箇所は無い。

数カ所、唐抄本世説新書の「粱の劉孝標注」を版本の「粱の劉孝標注」と比べてみたら、相当違っていることがわかった。全ての注釈で少しづつ違っているといってもいいんじゃないかなあ。他の人に細かく調べて欲しいなあ。

そうなると 臨河叙 自体も違うんじゃないかなあ。。 

posted by 山科玲児 at 08:18| Comment(0) | 日記

2023年04月02日

ファン・エイク本を読む その3 「泉の聖母」のコピー



van eyk ny.jpg


Till-Holger Borchert の英語版 Jan van Eyck は2008年版を改訂した2020年出版
Till-Holger Borchert, Van Eyck (Basic Art Series) TASCHEN Books,2020
https://www.taschen.com/pages/en/catalogue/art/all/43102/facts.van_eyck.htm

を読みながら、コメントを書いていく。

アントワープ王立美術館の至宝の一つ、
ヤン・ファン・エイクの「泉の聖母」(額縁こみで19x12.5cm)は葉書大ぐらいの小さな作品だがオリジナルの額もついていて保存が良い。何度も鑑賞した作品だ。昔ここでモノグラフを買ったこともある。
http://closertovaneyck.kikirpa.be/verona/#viewer/rep1=2&id1=d4f8ff82a0d58ab36b8645c1bb925114

この本によると、どうもニューヨーク個人所蔵で、かなり良いコピーがあるようだ(21.3x17.2cm)。しかも、その周囲がなんかおかしい。おそらく凸型の祭壇の上部を切断、周囲の額をとりはずした形なのかもしれない。
前述したアントワープで買ったモノグラフにはもっとよい写真があったので上イメージにした。
まわりは、額をはずした状態で、裸の木材がみえている。

フリックで特別展があったとき展覧されたようだ。
https://www.frick.org/exhibitions/charterhouse_bruges/5
が、そのときの画像では周囲は撮影していないようだ。

また、このコピー、原画より大きい。書道の臨書でも原本より大きくなりがちだが、そういう現象なのだろうか??

さらに、van eyk研究サイトにはこのコピーを拡大鑑賞できる。

ただ、こういう写真で見失いがちなのがサイズがコピーのほうがずっと大きいという事実である。

ヒエロニムス・ボスの場合は、個人所蔵の場合のコピーの類は、あまりよくないものが多い。それなのに。ボスより80年ぐらいも古いファン・エイクの作品で、逆にこのような良いコピーがNY個人蔵であるという現象は、どういう意味があるのか??


posted by 山科玲児 at 09:04| Comment(0) | 日記

印刷本と写本

le livre francais (3).JPG

 Robert Brun,  Libres  Francais  P.U.F. 1968
 は表紙のアンドレ・ドランのラブレー本挿し絵が楽しい本ではある。
「フランスの本」というタイトルであるが、実は終始、印刷本の歴史の話である。インキュナブラから二〇世紀までである。写本のことはほとんど言及がない。
 冒頭の序文に「印刷術こそが文明の証」というような拡張高い文章が展開されている。

 ただ、東洋の印刷術のことも考えてみたり、グーテンベルクの聖書が、写本時代の豪華な大型聖書の模倣であったことを考えると、
 本当にそうなんだろうか?
という疑義がわいてくる。

 大全集みたいな大規模な本や四書五経のセットなどは、正本、基準本として配られたという目的があったのではないか。度量衡の標準器を配るようなものである。

印刷本の場合、一度に印刷したセットは皆同じであり、過ちもまた同じであり、一度に制作したXX部で相互に違いがあるということは、写本に比べて著しく起こりにくいからである。
 したがって 古い写本で、正しい印刷本から写した、なんて奥書があるのも少なくない。
 江戸時代には、貴重希少な書物の写本はともかく、ありきたりの教科書なんかは、写本のほうが印刷本より安かったのではなかろうか。
  実は昭和ごろまで、教科書を写したり抜き書きして学ぶというような学習習慣が一部には残っていた。
posted by 山科玲児 at 07:43| Comment(0) | 日記

2023年04月01日

【エイプリルフール】 小西議員は自民党のスパイか



久しぶりのエイプリルフールネタです。午前中に出さないとね。

現在、立憲民主党の小西洋之議員の行動があまりにも常軌を逸している。
しかも、今、全国で地方選挙が始まっているよね。
選挙最中に立憲民主党議員の問題が起こり、執行部まで混乱したら、どうなるか?
これで利益を得るのはだれか??
自由民主党ではないか??
小西議員が自民党のスパイで、立憲民主党を混乱させようとしているとすれば、この行動も理解できる。
小西議員は河野太郎とも関係があるそうだよね。
posted by 山科玲児 at 08:38| Comment(0) | 日記

麻布食品の麻

麻 説文大字典.JPG   観海童詩IMG1 (3).JPG

 今、話題の「河野太郎ファミリー企業「麻布食品」の「麻」の字は旧字体なんだそうだ。
【麻布食品】小西洋之「疑惑」の本丸は河野太郎か【デイリーWiLL】(該当箇所 再生 タイムオプションつき)
https://youtu.be/-YUNs7qWRuM?t=360
  いわゆる康煕字典体である。
  旧字体だから、日本で使わないというわけでもないんだろうけどね。簡体字のように中華人民共和国でないと使っていない字だというわけではない。台湾では使っていると思う。ただ、ATOKにも標準では入っていなかったし、確かにあまり使用されていないのかな。
  そこで、字体を清朝 嘉慶年間刊行のものを中華民国期に求古斎で改訂編集したものを影印出版した説文大字典から左イメージをだしてみました。

  でもね、実は6世紀初頭の鄭道昭が普通に常用漢字体を書いているんだよな(右イメージ 観海童詩)。つまり、常用漢字体のほうが古いというわけだ。旧字体は唐後期の開成石経体(837年)のようである。

posted by 山科玲児 at 08:24| Comment(0) | 日記

麻布食品 疑惑

 この
【麻布食品】小西洋之「疑惑」の本丸は河野太郎か【デイリーWiLL】
https://www.youtube.com/watch?v=-YUNs7qWRuM
 他の動画の数倍以上の再生数がある。 
 これは、単に小西議員だけの話ではなく河野太郎大臣の河野ファミリーと野党議員との間のつながりを示唆し、多くの与野党議員をまきこんだとんでもない闇の話をあけることになるかもしれないと、視聴者が感づいているからだろう。
 この麻布食品事件は金額が小さいが、影響は大きいかもしれない。。
posted by 山科玲児 at 04:43| Comment(0) | 日記