
日本軍が1938年末、南京を攻略したが、そのあと、1年後のニュース
「我が軍の南京占領後不可思議な建造物が発見された。それは十五間に二十間鉄筋コンクリート造り三階建て窓無しの建造物とかで、その出入り口には土嚢が積まれてあったが、その収蔵品が武器弾薬の類でないからそのまま放任せられてあった。ところが最近その中をよく調べてみると、何か古美術品の類が多数収蔵せられているというので、之を調査するため慶応義塾史学科の教授連が昨年末に中支へ出発した。」
(REF 国宝第2巻第2号 昭和14年1月20日印刷)
なんだ、少なくとも略奪はなにもなかったんだな。大きな倉庫(36mx20mX3階)なんてまっさきに目標になるでしょ。
ここにはいっていた古美術品ってのは、どうなったのかな?案外今南京博物院にでも入っているのではなかろうか?
それからどうなったんでしょうか。
慶應義塾大学に記録は残って無いんでしょうか?
少なくとも、この件に限っては、略奪がなかったようで、大変嬉しいです。