2014年10月05日

産経はエボラで誤報をするな




産経新聞には、結構ウソ記事があるのは、已に何度か指摘していた。特に科学技術には弱く盲信がひどい。例えば:::

ウソツキ産経  再び
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/68557783.html

今日のこのニュースは、朝日新聞なみの誤報である。

エボラ出血熱 日本のインフル治療薬投与で治癒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141004-00000560-san-hlth

ロイター(英文)によると、Favipiravir(富士フィルムの薬), TKM-100-802(カナダ), ZMapp(米) and ZMabs(?).
を使ったということなので、どれが効いたかよくわからないと「フランスの保健相」マリソル=トゥーレーヌ(Marisol Touraine) が言っている。

First French Ebola patient leaves hospital
http://www.reuters.com/article/2014/10/04/us-health-ebola-france-idUSKCN0HT0D720141004
 失敗すると生命にかかわることなので、一つの薬による人体実験はできないのだから、無理もない。
 愛国心はいいが、扇情的な見出しは「朝日新聞」なみであり、誤報といわれてしまうだろう。産経新聞は自重して欲しい。 産経の読者は英語が読めないからデタラメを見出しにしてもわからないだろうと思っているのなら、朝日新聞とどこが違うのだろうか?

 また、これで富士フィルム株をつり上げて儲けるつもりなのだろうか?と邪推されても文句は言えないだろう。

【追伸】
 フランスの新聞社 LE FIGAROのニュース(フランス語)をみると「特に 日本の富山化学が作っているFavipiravir」という記述がある。従ってFavipiravirを重視しているのは確かだが、Favipiravirで治癒したという証拠があるわけではない。




posted by 山科玲児 at 04:41| Comment(0) | 2014年日記
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