2015年03月17日

メトロポリタン アジア部門100年記念号 その10


 細かいコメントをつけておしまいにします。
・Maxwell Hearn, Evolving Visions of Asia: Chinese Art at The Metropolitan Museum of Art (106-117p)
  西洋古典絵画の大コレクションをメトロポリタンに寄贈をした富豪 レーマンのコレクションに雲崗の菩薩石像があったとは驚きですね。
http://www.metmuseum.org/collection/the-collection-online/search/42712
  雲崗のなかでも後期に属する洗練された佛像だと思います。北魏というよりもう少し後か?
 レーマンはこれを フランスロマネスクの
    中央タンパンのキリスト burgogne Vezelay Basilica St Magdalene 
       と似ているといって評価していたそうです。

・John T. Carpenter. Sublime Gifts to the Met From Sylvan Barnet and William Burto
 日本の禅僧墨跡コレクションを米国人がやっていてメトロに入っているということは驚きです。

・Zhixin Jason Sun. Ancient Chinese Bronzes in the Collection of The Metropolitan Museum of Art
 メトロではヘイ禁などの豪華な青銅器セットが有名ですが、
 この変な形の青銅器も面白いですね。昔中国の山西省出土のものに似たような鳥形の栓をもつものを展覧会でみたことがあります。
  異形な青銅器 http://www.metmuseum.org/collection/the-collection-online/search/58936

・Kurt Behrendt. Collecting Rajput, Pahari and Himalayan Painting at the Met
 こういうのはよくわからないな

・Soyoung Lee. Collecting Korea at the Met
 三国時代の金銅仏というのが、どうもなっとくいかないな? 半跏思惟像で、革帯らしいものを前に垂れている図像は例を知らないので。

 高麗青磁の象嵌の壺は、昔、大阪市立東洋陶磁美術館の高麗青磁特別展にも来たものですが、大味なものでもうちょっとマシなものがないか?と思ったものでした。



posted by 山科玲児 at 09:35| Comment(0) | 2015年日記
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