サントリー美術館で、
生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村 サントリー美術館http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2015_2/index.html
(3月18日−5月10日)
いわれてみれば、同じ年なんですけどね。その上、蕪村も42歳以降は京都住まいでしたから、会っていたかもしれないぐらい近い。
それでも、なんか50年は違うような感じがするんですよね。
蕪村は上の俳画(奥の細道 逸翁美術館)のようなイメージがあって、 下にあげた若冲(東京国立博物館)のようなポップな感じとはそうとう違う。
蕪村の屏風絵っって、かなり脂っこいものもありますから、そこが少し近いかなあとおもわないこともありません。
蕪村の屏風絵っって、かなり脂っこいものもありますから、そこが少し近いかなあとおもわないこともありません。
同時代で同じ年で同じ町でもこれだけ違う画風がある、これは時代や場所でひとくくりにして論じがちな美術史の陥穽へ大きな警鐘を鳴らすものではないかと思います。