今日は、ピアノの発明者 クリストフォリ生誕360年(「300年」は間違いでしたすみません)だそうで、GOOGLEの画像が素敵なものになっている。
そのクリストフォリが作ったピアノの音が聞けないかと検索したら、
そのクリストフォリが作ったピアノの音が聞けないかと検索したら、
メトロポリタン美術館が作った動画があった。メトロポリタン美術館が所蔵する1720年製のクリストフォリピアノ(ただし修理が多く響板は取り替えられているらしい)で、ドミニコ=スカルラッティの作品を演奏している。
ポルトガルの王女に仕えたドミニコ=スカルラッティの作品は、ピアノでもよく演奏されてきたが、こういう初期ピアノはとてもよくあっていて、チェンバロでの演奏よりマッチしているようにきこえる。修理や材料の老化によって当時の音と多少は違っているかもしれないが、私としては、この音は気に入った。ちなみにJ.S.バッハの「音楽の捧げ物」のリチェルカーレはやはり初期ピアノで弾いたほうがチェンバロよりもあうように思う。
昔はピアノは毛嫌いしていたが、グールドの優れた演奏に触れて以来、ある程度みなおしている。グールドはフーガの技法はわずかしか録音していないのだがピアノ演奏の分は素晴らしい。グールド風のフーガの技法全曲演奏ないかな?と思っていたら、ロシアの エフゲニー=コロリオフの演奏がわりと近くて素敵なように思う。
有名なエマールの演奏はどうも気にいらなかった。