長崎カステラの老舗 松翁軒でだしていた情報誌「カステラ文庫」第5号(1995年7月)
に、昭和2年に子母澤寛が書いた 味覚極楽 を引用して「幕末の頃の、長崎のカステラ広告に、カステラを薄く切り、わさび醤油で食べると酒の肴として至極上等だということが書いてある。」とあった。
どうも、気になったので、安い「カステラの耳」「カステラの切り落とし」を買ってきて試してみた(イメージ)が意外にいける。
新しい食べ方として復活させてもいいと思う。
ただ、ちょっと見かけが悪い感があるのが、難ですね。プロの料理としてはそこをうまく演出するのが腕だろうと思う。
同じ 味覚極楽 に「カステラを小さく切って小坪に入れ、上からクルミをすり下ろして供する」という食べ方があり、これは、少し手間がかかるので、まだ確かめていない。