2015年08月08日

礒山 先生もマスコミにやられた



礒山 雅
モーツァルト=二つの顔 (講談社選書メチエ) 単行本(ソフトカバー)  ? 2000/4/10
の巻頭に、磯山先生が日本テレビの関口宏 司会の『知ってるつもり?!』の取材を受けた話が書いてあります。
>「立て板に水とまくしたてること四十分。これだけ話せば、新しいモーツァルト像の輪郭は一応網羅出来ただろうと思った。」
>「放映をみた私は、仰天した。まず出番が二ヵ所のみ、合計一分弱しかなかった。それは、それでいい。問題は選ばれた部分である。私が本当に述べたかったこととは異なる、そこだけを聞いたのでは誤解される部分が、前後関係抜きで取り出されていたのである。」
>「『従来はAといわれており、たしかにそうした面もないではないが、最近の研究ではむしろBと考えられるようになっている』と私がいったとすれば、挿入されるインタビューは、私がいかにも「モーツアルトはAだ」といったかのように、編集されていたのである。要するに、番組の構成は最初から決まっており、私はそれに箔をつけるだけの役割で、新しい学説云々はどうでもよかったのだ。」

  ああ、やっぱりね。。 テレビがインタビューを正反対に捏造編集するのは、何度も何度もきいているところだが、やっぱりねえ。
  磯山先生もくやしかっただろうなあ。
  他のことで、私も経験があるから、よくわかります。
 この事件は、他のデータを参照すると、1994年  4月24日に 「モーツァルト」という放映があったようだから、1994年4月のことでしょう。
 インタビューを素材・材料にだけつかいたいんだっったら、「礒山 雅」という名前を使っちゃいけないよな。完全な捏造・名誉毀損・侮辱です。「某学者」ぐらいで顔を隠してやるんだったら、よくはないけれど最低限許されるかもしれないけれどね。

一方、朝日新聞の同様の悪業で

高千穂遙の公開日記
日々是口実
http://www.takachiho-haruka.com/koujitu/koujitu05_01.htm
の 2005/01/19 (Wed)が有名です。

posted by 山科玲児 at 06:24| Comment(0) | 2015年日記
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