2015年09月15日

ボスの作品が東京で展示


 来月の東京 三菱一号館美術館の特別展 プラド美術館展 で 
 玲生  ボスの、 愚者の石の除去 が展示される予定
これは、ボスの確実な真作とされるものの最初の日本での展示になると思います。

三菱一号館美術館
プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱
2015年10月10日(土)〜2016年1月31日(日)

 ただ、この貸与をするということは、プラドはボス逝去600年展を2016年の前半にはやる気はないということでしょう。
>本展は、2013年にプラド美術館で開催され好評を博した展覧会”Captive Beauty. Fra Angelico to Fortuny”が、当館のために特別に再構成され、三菱一号館美術館開館5周年記念として実現するものです。

  なら、かなり期待できるのかな?

>本展では、小さな作品が選ばれており、あらゆるジャンル、テーマにわたる、巨匠たちの生の筆跡、緻密な表現、繊細な質感とともに多種多様な素材をじっくりとご鑑賞いただけます。

  と、なっていますが、ムリーリョは「大きいほど傑作」だという感じをプラドで受けたので、どうだかなあ、、エルグレコもムリーリョほど極端ではないけれど「大きい作品のほうが良い」感じがします。

 小さい作品といえば、静物画がよさそうですが、
  
 マドリード生まれのベルギー系画家 ファン ファン  デア アーメン、この人の名前ってどう呼んだものかな? ベルギー=オランダ風だとヤン=ファン=デア=ハーメンだろうしね。 この人の絵は長崎県美術館でつい最近みました。

でも、このとき展示された彼の作品は、それほどはよくなかったので、あまり印象がなかったけれど、この展覧会で展示される下の作品はどうでしょうかね。。

 また、これは最近プラドに入ったナサリオ コレクションのものなので王室由来じゃないかもしれませんね。このへんの事情は、5月8日に書いておきました。
  http://reijiyamashina.sblo.jp/article/127867058.html



posted by 山科玲児 at 05:16| Comment(0) | 2015年日記
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