2015年09月27日

プラドのボス  三賢王の礼拝の件

Adoration of Magis.jpg

 本来、今日は、この話を書くつもりだったのが、マイクロソフトのせいで時間と労力をとられてしまったので、簡単にすます。
マイクロソフトのくそったれめ

 プラド美術館にある ヒエロニムス=ボス(本名はたぶん イエロン=ヴァン=アーケン)の名作として有名な「三賢王の礼拝」祭壇画は、
従来、ブロンクホルスト=ボシュハイゼ祭壇画とも呼ばれてきて、内面の両翼で礼拝している寄進者の男女は左の男は  ピーテル=ブロンクホルスト、右はアグネス=ボシュハイゼ だとされてきた。

このブロンクホルストというのは、現在オランダの市の名前になってるほどの地方領主の名前である。

しかし、二千年のロッテルダムのボス展で発表された論文によると、それは、誤りであり、誰だか解らないというのが事実らしい。なんでかというと、紋章がブロンクホルストともボシュハイゼ家とも全くあわないのである。どうも十六世紀のある目録にある記述がこの誤解を生んでいるようだ。

まあ、守護聖人の名前から、ピーテル某とアグネス某 なのは確からしい。

結構まともな本にも、こういうことが平気で書いてあるので、一応、注意しておく。



posted by 山科玲児 at 20:23| Comment(0) | 日記
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