で No.43の展示品として、王羲之:妹至帖が展示されています。
どうも、そのラベルをみると「九州国立博物館」となっていたので、
九州国立博物館が購入したものらしいです。
流出は阻止したいと思っていた墨跡なので、まずはよかったと思っています。
購入価格は、色々、公文書を検索したらわかるのですが、上野の西洋美術館が、昨年購入した油絵の
とほぼ同じくらいのようですね。
この絵はあまり良くない(真贋の問題ではなく観賞価値の問題)と思っているので、王羲之:妹至帖 購入は、相対的に良い税金の使い方だと思っています。
同時に、名児耶氏が近年発見した王羲之 模写本: 大報帖 もNo.44展示されています。
この絵はあまり良くない(真贋の問題ではなく観賞価値の問題)と思っているので、王羲之:妹至帖 購入は、相対的に良い税金の使い方だと思っています。
同時に、名児耶氏が近年発見した王羲之 模写本: 大報帖 もNo.44展示されています。
これは、東京国立博物館での王羲之展より近くで観察でき、明らかに墨を塗りつぶしたようなぺたっとした表面があって、模本の性格が際立っていると思いました。詳細に観察できる良い機会だと思います。
どちらも、全期間展示なので正倉院琵琶展示が終わったあとに、少し混雑がおさまったときに、また観てみたいと思っています。
>マコポンさん
>
コメントありがとうございました。
こういう規制は平等で相互的でなければならないと思います。中華人民共和国は遅くとも1980年代には、100年以上前の文物については、許可制でした。あの赤いシールがなければ税関で没収されました。