ヴィヴァルディの「四季」の「春」をフルート独奏用に、あの思想家ジャン=ジャック=ルソーが編曲していました。
長崎東山手の瀟洒なミッション系女子大学 活水女子大学の小チャペルで
開催された
[バロック音楽の愉しみ]
http://www.kwassui.ac.jp/music/info/event/con151123.html
開催された
[バロック音楽の愉しみ]
http://www.kwassui.ac.jp/music/info/event/con151123.html
で、藤原 みか さんのフルート独奏で聴きました。
なんと、無伴奏フルート独奏で「春」をやるという編曲で、かなり難しい曲のようです。
多少省略はあるのでしょうが、ヴァイオリンソロもオーケストラトッティもフルート一本でやるのだから、バッハの無伴奏フルートのように多声ぽくやらないといけないので大変です。
ライブでは、面白いけれどかなり難しいと思いました。
現代楽器でも難しそうなのに、いったい、当時のキーの少ない楽器で演奏できたのだろうか?と疑問に思いました。
聴いてみると、「小鳥の声」が、もろそれに聞こえてとても愛らしい曲に仕上がっています。
ヴァイオリンより圧倒的にそれっぽいので、フルート協奏曲にしたほうがよかった楽想かもしれません。実際フルート協奏曲版もあってゴールウェイなどが録音しているそうです。
ヴァイオリンより圧倒的にそれっぽいので、フルート協奏曲にしたほうがよかった楽想かもしれません。実際フルート協奏曲版もあってゴールウェイなどが録音しているそうです。
訂正がきくというか、何度も録音できるCDの場合は、結構フルート奏者の録音があるようですし、演奏会でもとりあげることが意外にあるようです。話題性があるからかな?
正直言って、四季の「春」は小オーケストラより、池袋のメトロポリタンのレコード店の小コンサートで聴いたソロ ヴァイオリン+ピアノの演奏のほうがよほど感心したことがあります。ヴァイオリンの良さがより感じられるんですね。トリオソナタぐらいの編成のほうがいい曲だと思います。
この無伴奏フルートの編曲も、また聴いてみたくなる佳曲でした。