2015年12月31日

イスパニアの甘美な憂鬱


  2011年の東日本大震災  原発事故のあとは、さすがにフーガの技法しか聴くことができないくらい落ち込んでいたが、
その後、年月が経つとまた色々な物を聴き出すようになる。

  なかでも何十年と愛好している曲のひとつに
  ルネサンス後期のスペインの作曲家 ディエゴ=オルティツの変奏曲集がある。基本的にはヴィオラ ダ ガンバを中心として演奏するのだが、リコーダーでやったり、色々な演奏もあるようである。

  1970年代にヒスパボックスのLPでサヴァールの優れた演奏に触れて以来、愛好している。
 この曲の持ち味は甘美な憂鬱という貴族的な快感にあって、少し疲れたときの慰めにはとても良い。
 ただ、もの凄くストレスがかかったときや落ち込んだときには楽しめない。

 CDは意外なほど少ない。今売っているのは3つぐらいしかない。が、アンソロジーに2,3曲混じっていることがある。

  動画では、意外に多く、
  などなど、、
posted by 山科玲児 at 21:14| Comment(0) | 2015年日記
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