2016年04月06日

ファイアンス 用語の混乱

 どうもファイアンスという用語 普通名詞は2種類の全く違ったものに使われているようである。

  ひとつは、イタリアのファエンツア(この地名がファイアンスの語原) でさかんに作られた陶器  ファイアンス焼き である。

マヨリカ陶器の伝統をひいたものだという。錫釉 を使うものらしい。
 大きな皿や鉢も多い。


  もう一つは古代エジプトを中心に西アジアで生産されたもので、小さなアクセサリーや護符、小物、小型の彫刻などにつかわれたもので、
珪砂を成形してナトリウムが入ったアルカリ釉薬を使ったものである。
 メトロポリタンの青いカバが有名である。

 この2つは、全く成分も製法も時代も違う。

  どうしてこういう混同がおきたのかわからないが、なんらかの整理は必要だろう。



posted by 山科玲児 at 09:02| Comment(6) | 2016年日記
この記事へのコメント
ここに書いてよろしいでしょうか?
この4月初め、東京に行っておりました。台湾からの友人と、上野公園の西洋美術館と都立美術館と、東博東洋館を回ってきました。
今年は、日本-イタリア年のようで、西洋美術館ではカラヴァッジョ展、都立美ではボッティチェリ展をやっていました。

カラヴァッジョはもともと余り詳しくないのですが、同じ名前のルネサンス期画家が2人おるようですね。
見てきたのは、16世紀のローマで活躍した、気が荒うて有名な方です。
この人はルネサンスも後期で、ほとんど近代初期のフランス画のようでした。
スリやバクチみたいな世俗ネタがおもろかったです。

でもやっぱり、ボッティチェリの方に感動しました。
こっちはイルマニーフィコやサボナローラのフィレンツェですから、いかにもなルネサンスで、
多少、中世の面影が残っているのが見てて心地よかったです。
絵も、聖母とみどりごイエスみたいなんが主でした。

東博東洋館は駆け足で見たのですが、昔はこれで感動できたのに、
台北故宮で慣れてしもたら、なんか全然ですね!
貧しいものです、やはり美術は欧亜を問わず、現地外国に行かんとあかん思いました。

いまは、兵庫県美の鉄斎展前期に来て、ミュージアムカフェから書いてます。
鉄斎は好きな画家で期待してたのですが、傑作も数点あって目を引きましたが、普通程度のものが多かったです。

昔から、わたしも鉄斎89歳みたいな作品が好きやったのですが、若い32歳の時の 「層らん雨せい図」など、
MoMAにあってもおかしない、抽象画みたいなものもあり、びっくりしました。幕末ですよ。
これなどもっと評価されてもええでしょう。

後は、清荒神さんの鉄斎美術館にある「三津浜漁市図」や、アイヌ人がリムセを踊っている「旧蝦夷風俗図」や、二双の「富士山図」のうち、富士山頂を描いたもの ( 富士山の全貌ものは、わたしは鉄斎のはどれも感心しません。山稜のシェイプが通俗的すぎます ) 、「武陵桃源図」などはすばらしい大作でした。

弘法大師の飛白体を思わせる「勾白字詩七絶」はとびきりの珍品です。
故宮の呉彬でしたっけ?を想起させる、奇怪なアーチ型の山容が連なる「妙義山図・瀞八丁図」の二双のうち、多分前者は、目玉展示の一つなのですが、うへえ、止めてくれえ、と思わせました。

総じて、比較的若い頃の名画が目立ち、老境の域の傑作が少ない展示でした。
後期で目玉が入れ替わるのですが、行こうかなあ?

天王寺美術の空海や王羲之の書も是非行きますね。
あと、お金があればゴールデンウィークに、岡山・倉敷に行くのですが、大原以外にええ美術館はあるでしょうか?
長々失礼しました!
Posted by 臨夏 at 2016年04月06日 12:49
 ボッテチェルリ展は、いきたかったのですが、財政上から我慢しました。書物の聖母はイタリアでみたボッテチェルリでも指折りのものでしたから、愉しまれたとおもいます。

ブリュッセルのテロで、色々予定がムチャクチャになってしまったので、ボッテチェルリ展にはいったほうがよかったかな?と後悔しています。

岡山ではオリエント美術館が面白いでしょう。

Posted by 山科 at 2016年04月06日 21:06
たしかに、書物の聖母、というのも有りましたが、
聖母と幼子が多すぎて、どれがどれやったか思い出せません。
というか、どれも良かったのですが、知識しらずでいると、見所を押さえ損なうのが残念ですね!

岡山のオリエント美、地図にありました、行ってみます。
しかし、倉敷の大原美にもオリエントのものはあるし、岡山市のも元は大原のコレクションじゃなかったですかね?
どうもややこしいですね。

ブラッセルにお出でになる予定やったのですか?
それが流れたとなると、えらい悔しいですね。
Posted by 臨夏 at 2016年04月07日 10:34
先の書き込みに書落としましたが、
東博東洋館は、建物の外観がなんか見すぼらしいですね、内装はええんですが。
そうそう改築もかないませんが、
次に立て直す時はもっとごてっとオリエント・東洋風にしてほしいです。

文化庁も京都に来るし、九州はアジアに近いし、
いっそ京博か九博に全面移転して欲しいです。
法隆寺館も返して欲しい ( 笑 当時の法隆寺もいかんのですが。
Posted by 臨夏 at 2016年04月07日 10:40
すみません、違いました。

大原美術館にも、児島虎次郎画伯収集のオリエントの文物はありますが、
岡山市のは、まったく違うコレクションでした。

何度も失礼しました。
Posted by 臨夏 at 2016年04月07日 10:48
初めてコメントをいたします。(記事違いでスミマセン)
お持ちの蔵書関連で連絡をさせていただきました。ご返信いただけたら幸いです。
Posted by 伊藤 at 2016年04月07日 13:45
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