2016年04月27日

平安時代の市井

扇面法華経  日本の美術至文堂.JPG


扇面法華経  日本の写経 京都書院 (2).JPG

3月19日に、
であげた、扇面法華経の 市井の描写がある二面の画像を得たので紹介します。

 店舗は板作りで商品は机の上や軒からつるしたりしています。

 これからすると、明治時代の経済史学者 福田徳三が「李氏朝鮮は平安も藤原時代のようだ」といったのは、間違いだったとわかります。なぜなら、日本の室町時代、この扇面の約280年後の1429年に日本を訪れた李氏朝鮮の重臣 朴瑞生の報告に「我が国の市場では、魚も肉も土の上に並べているが、日本には屋根のある商店があり、棚の上に品物を置いている。わが都の一部に同じようなものをつくるべきだ。」(世相実録第46巻)
というようなことが書いてあるからです。漢文の原文も確かめてみましたがだいたいあってる訳文です。

 どうも、李氏朝鮮と日本では、発展段階というより、全く違った文化・習慣なのだったのだ、と思わざるをえません。


posted by 山科玲児 at 10:04| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: