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第6章 ヤン・ブリューゲル(父)の〈四大元素〉シリーズ──《火の寓意》をめぐる一考察 廣川暁生
で、ようやく、ナポレオン軍 イタリア略奪品でルーブルに留まっているもので重要なものをみつけました。
なんとヤン ブリューゲルの四大元素(地水火空気)のセットのうちの2つ 空気と地がルーブルにあります。
これはヤン=ブリューゲル 得意の銅板に描いたもので、特に空気が傑作ですね。
ただ、これ、2005年にルーブルで観た覚えがないんですが、出張中だったのかもしれません。
これの対の水と火は、もともとあったミラノのアンブロジアーナで実際に観ました。このときヤンは本当に花の絵が優れているのか疑問に思うとともに、こういうアレゴリー絵画が優秀だと思ったものでした。