2016年06月19日

トレド行  その1

toledo cathedral el  transparente.jpg
6月1日15時ごろ
タクシーでアトーチャ駅へいった。
このアトーチャ駅が、まるで迷宮でさっぱりわからない。エスコリアルやアランフェスへいく近郊線ともっと遠くへいく長距離線はわかりやすいのだが、全くわからない。トレドという中間ぐらいへいく列車のホームは何度もきいたあげくようやくみつけた。まるで売店の間を通っていくようなめだたない入り口だった。
スペインは観光に力をいれているのだから、もう少しこういうとこまともにやってね。
ところで、アトーチャ駅には、翌日もう一度泣かされることになる。

 トレドについた後、駅で明日の16:18発のマドリード行き切符を買っておきました。もう歩きたくないので、タクシーでホテルカルロスVへいった。チェクインして驚いたのは、呼び物のテラスのバールはなし、立派な食堂は朝食にしか使っていないということだ。宿の親父は不機嫌だったので、どうも印象がよくない。 それでも一応推薦レストランをきいた。


  一応、まず大聖堂にいったのだが、そうするとサンタクルズ美術館にまにあわなくなってしまって、これは後から考えたら失敗だった。
 この大聖堂、周囲に全く広場がなく、街の中に埋もれている。つまり大聖堂の入り口前にすらあまり空間がない。 まあ、パリやミラノなどの聖堂でも中世はたぶんこんな風で、その後、都市計画で整理して現在在に至っているんだろうが、それでもこれだけ中世風をそのまま保存しているところは珍しい。

 モーリス バレスが、どこをのぞいてもおもしろいものがあると批評している大聖堂であるが、確かに広大であり面白い。合唱席の背後の超マニエリスム的な彫刻は奇想としては、確かにものすごいもので、
山尾悠子のある作品はこの彫刻の図版に想を得たものではないか(上イメージ)?


  また、天井に下をのぞき込む聖人を描くというのはイタリア絵画にはままあるが、ここでは本当に丸窓を空けてその周囲にのぞき込む聖像丸彫り彫刻を配している。さらにその上に天上のだましえ的天井画を描くという念のいったものがあって呆れてしまった(下イメージ)

Toledo Catedral ceil.JPGToledo Catedral  ceil detail.jpg





こういう仕掛け的なものは、なかなか面白い。
また、スペインのオルガンのお約束ながら、派手にトランペット管が飛び出ていてよかったので撮影した。

  パラドールからの景色に近いものを安易に楽しめる観光バス、それもチンチン電車のような格好をした小型のかわいらしい観光バスがトレドにはある。機能的には、上が屋根なしになっている観光バスと類似しているが、なかなかいい。なぜかというと、バイクや車なしに、展望台やパラドールの近くまで安易にいくことは、健脚の人はともかくとして、特に暑い日差しの中ではかなり難しいので、このツールを使わない手はないのだ。観光地では観光客らしくしなければならない。SOKOTRAINという呼び名だったこともあるようだが、今はToledo Trainvisionと呼んでいるようだ。
Toledo Trainvision  Turismo Familiar Toledo
http://www.toledo-turismo.com/turismofamiliar/os_hace/zocotren/

Toledo train.JPG


 このバスの切符を買う売り場がソコドベール広場にあって、これがまた機関車のような形をしていて良い。発車時刻になると列ができるが、一人の場合は、むしろ列の後ろのほうがいいかもしれない。というのもトレドの景色がよくみえるのは、進行方向へむいて右側の席である。一方、乗り込むときは右側から乗り込むので早く乗ると左側に詰めざるをえないので右側に座れないのだ。そういう点では私は幸運だった。

  記念撮影などもやって、観光客やったあと、ホテルへいったんもどり、Sellis通りの先、聖ニコラ広場(事実上広場ではなく空き地ともいえない)の推薦されたレストランAVADIAに夜食を食べにいった。もう9時ぐらいだがまだまだ明るい。
 カウンターでビールを飲んでピンチョスをつまむ。
 そのあと、ホテルへもどって バスを使って 睡眠。
  その前に暗いうちにホテルの窓から撮ると、まるで西洋時代劇みたいな写真が撮れた。
Toledo ホテルの窓から.JPG


REF.
グレコ―トレドの秘密  1996/1
モーリス バレス (著),    Maurice Barr`es (原著),    吉川 一義 (翻訳)
posted by 山科玲児 at 09:52| Comment(0) | 2016年日記
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