2016年08月07日

リガでシュッツ


   2015年11月28日に、
       シュッツ 北の声と南の声
     http://reijiyamashina.sblo.jp/article/168760255.html
  を投稿しました。
 17世紀ドイツの作曲家ハインリヒ=シュッツのクライネ=ガイストリッヘ コンチェルト(作品集)の1曲を、バルト三国ラトヴィアのリガのグループが歌っている動画を紹介しました。
   HEINRICH SCHUTZ - O lieber Herre Gott (Kleine geistliche Konzerte) - YouTube
    https://www.youtube.com/watch?v=HX9JhVVC-l8
  再度視聴すると、強烈な北方的、ゴシック的な感じがあり、優れた演奏だと思いましたので、再度お薦めしておきます。
  バルト三国は、中世にドイツ騎士団が侵略して建てた都市国家のようなもので、リガもハンザ都市だったと思います。
   強烈にドイツ的なのは、そういう背景もあるのかなあ。

やはり、リガの団体で、
  シュッツの師匠にあたる モンテヴェルディの傑作「聖母のための夕べの祈り」をやっている動画もあります。
    https://www.youtube.com/watch?v=Zp4a8XJwDtU
  しかし、これは、なんというか、
  {シュッツ  ヴァージョン」と書いてあるのでシュッツゆかりのの写本
なのか、シュッツ風というのかもしれませんが、イタリアの明澄な感じがカケラもなく、たれこめた感じで、どうなのかなあ?この曲に限っては、ガーディナーのサンマルコ演奏とかサヴァールの演奏とかそういうラテン風のほうがいいかなあ。と思っております。
posted by 山科玲児 at 09:31| Comment(0) | 2016年日記
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