左がプラド美術館がアルバ公爵家から購入した フラアンジェリコ「ザクロの聖母」、右が、フィレンチェのサンマルコにある聖母子です。
様式的に著しい違いは無いほぼ同じ系統のもののようにみえます。ヴァチカンにある華麗な小品は長崎で観ましたが、やはり同様なもの。
フラアンジェリコの場合、金箔を派手に使ったこのような作品も、一連のものとしてあり、フレスコ画の地味な感じとはまた違った作品群のように思いました。
「ザクロの聖母」の天使をみて下記 ルーブルの断片を連想したんですが、よくみるとかなり違いますね。画風は似てますが。